比較するものが

　比較するものが間違っているのだ

　多分、自分のいとこと比較するから、自分が、自分達（私と妹のこと）がダメ人間のような気がするだけで。世間的に見たら、そんな事ないのだと思う。きっと。多分。

　「後から、考えたら、そんなに悲観する必要はなかったな」と思うのだけれども。その時点では、その情報を知らなかった訳で。
　「ダメ人間の話も、ダメ人間の話で良いよね」と思う。
　そしたら、自分がその人達よりも、立派な人間に思えるから。

　東京の方が、初任給とか、給料高いのだよね。
　だけど、家の値段も高いから。
　関東圏の人が、他の地域の人達よりも高い給料をもらっているからと言って、実質的に自由に使えるお金が、高い訳ではない、と。
　（通勤時間が長いと言う事は、時間も失うしね）。

（続き）
　誰かが、敵だとか、誰かが悪いとか、そういうものはいらない。
　「協力すれば良いのではないですか」と思う。
　協力すれば良いだけなのに。
　誰かが悪いとか、誰かが敵だとか言う。
　「そんなものはもういらない」。

　不完全な人間がいて。自分も不完全な人間で。
　「それで、十分、完璧じゃないですか」。
　何で、人に完璧さを言って、自分に対しても、完全でなければならないと言うのだろう。
　不完全さを認める事が完全さだと思う。完全さを言うのではなくて、不完全な人間と神を認める事が完全さだと思う。
　完全な神や人間を言うのではなく、不完全な神や人間を認める事が完全さだと思う。

　「完璧な神、人間なんていらない」と。

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