ひとり 眺めし!
令和2年2月5日
近江神宮の駐車場近辺には、
句歌碑が林立。
先ず、保田與重郎歌碑。
「さざなみの
しがの山路の
春にまよひ
ひとり眺めし
花盛りかな」 。
春日真木子歌碑の歌は、
「人間の
知恵のはじめよ
ひそひそと
秘色の水に
刻まあたらし」
ひいろは、「緋色」でも、
「火色」でもなく、
「陽色」でもなし。
「秘の色」とは?
ひそひそと・・・・。
伊藤香舟女句碑の句は、
「楼門に
湖脈打てる
望の月」 。
高市黒人歌碑の歌は、
「楽浪乃
国都美神乃
浦佐備而
荒有京
見者悲毛」 。
(さざなみの
くにつみかみの
うらさびて
あれたるみやこ
みればかなしも)。
桂樟蹊子の句碑の句は、
「漏刻の
音とこしへに
初日影」 。
桂樟蹊子は水原秋桜子の門下で、
京都馬酔木会を起こし、
『霜林』を主宰した俳人という。
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