貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

降雨庵って?

2018-11-06 10:54:19 | 日記

降雨庵って?

平成30年11月6日(火)

 「○○心と秋の空」。

 今週は晴天が続くという予報が

一気に覆った。

 紅葉狩りも一気に冷え切った。

 さて、今朝も新潟市。

 宗 現 寺 参拝

  10月10日 10:35~

 宗現寺は、元亀年間(1570-1573)

真言律院として開創されたが、慶長元年

(1596)10月25日現在の新潟市中央区

西堀通三番町法音寺七世不巌梵学大和尚

(慶長18年1月15日寂)によって曹洞宗

に改宗されたそう。

 本堂の前に駐車されているので、

びっくり!

 「いうに及ばす」の世界が続く?

 取りあえず参拝。  

 境内に芭蕉翁の蓑塚がある。

 芭蕉翁が奥羽行脚の途次、この地に

寄って古き蓑を捨てて新しきものに

着替え、後人が偲んで碑を建てたもの。

 市内数次の火災に際し、大正6年(1917)、

降雨庵、蓑塚は当寺に移設された。

 芭蕉門下の逸材松蘿庵風月坊、

梅花佛支孝、廣川百鴎、の碑があり、

「待ちうけし此すず風や軒の月」

の句碑が現存。

 「海に降る雨や恋ひしき浮身宿」

にちなんで建てられた降雨庵は

戦時中に取り壊されたそう。

 勿体なし。


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