武隈の松:二木の松 岩沼市
<27.7.17> 13:40~
鐙摺・白石の城を過ぎ、笠嶋の郡に入れば、
藤中将実方の塚はいづくのほどならんと人に
とへば、是より遥右に見ゆる山際の里を
みのわ・笠嶋と云、道祖神の社・かた見の
薄今にありと教ゆ。此
比の五月雨に道いとあしく、身つかれ侍れば、
よそながら眺やりて過るに、蓑輪・笠嶋も
五月雨の折にふれたりと・・・・。
笠嶋はいづこさ月のぬかり道
(「芭蕉と名取」と同じ内容)
第七代目の松。岩沼に宿る。
武隈の松にこそ、め覚る心地はすれ。
根は土際り二木にわかれて、昔の姿うしなはず
としらる。
先能因法師思ひ出。
往昔むつのかみにて下りし人、 此木を伐て、
名取川の橋杭にせられたる事などあればにや、
「松は此たび跡もなし」とは詠たり。
代々、あるは伐、あるひは植継などせしと聞に、
今将、千歳のかたちとゝのほひて、めでたき松
のけしきになん侍し。
「武隈の松みせ申せ遅桜」と挙白と云ものゝ
餞別したりければ、桜より松は二木を三月越し
街道の松は栄えるが、車道沿いの松はいささか
息苦しさを感じてしまう。
武隈の松 二木の松
二木の松説明板
二木の松石碑
二木の松歌碑
二木の松
車道沿いの二木の松
<27.7.17> 13:40~
鐙摺・白石の城を過ぎ、笠嶋の郡に入れば、
藤中将実方の塚はいづくのほどならんと人に
とへば、是より遥右に見ゆる山際の里を
みのわ・笠嶋と云、道祖神の社・かた見の
薄今にありと教ゆ。此
比の五月雨に道いとあしく、身つかれ侍れば、
よそながら眺やりて過るに、蓑輪・笠嶋も
五月雨の折にふれたりと・・・・。
笠嶋はいづこさ月のぬかり道
(「芭蕉と名取」と同じ内容)
第七代目の松。岩沼に宿る。
武隈の松にこそ、め覚る心地はすれ。
根は土際り二木にわかれて、昔の姿うしなはず
としらる。
先能因法師思ひ出。
往昔むつのかみにて下りし人、 此木を伐て、
名取川の橋杭にせられたる事などあればにや、
「松は此たび跡もなし」とは詠たり。
代々、あるは伐、あるひは植継などせしと聞に、
今将、千歳のかたちとゝのほひて、めでたき松
のけしきになん侍し。
「武隈の松みせ申せ遅桜」と挙白と云ものゝ
餞別したりければ、桜より松は二木を三月越し
街道の松は栄えるが、車道沿いの松はいささか
息苦しさを感じてしまう。
武隈の松 二木の松
二木の松説明板
二木の松石碑
二木の松歌碑
二木の松
車道沿いの二木の松
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