貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

渋谷区: 宮益(みやますみ)御嶽神社 芭蕉「月不二」の句!

2024-05-12 10:20:54 | 日記
令和6年5月12日(日)
渋谷区: 宮益(みやますみ)御嶽神社   
<宮益坂階段上に神社>

 宮益坂の上り口にある神社。
 階段の前には高層のビル群。
 渋谷駅の近くに
きちんと残されている。
 社内には、
 珍しい日本狼の狛犬がある。 
<社殿>

 この狛犬は全国的にも珍しい
日本狼の石像である。
 延宝年間
(江戸時代1673~1681)の作品。
 原形は損傷が甚だしく、
社殿復興に際修復し、
社務所内に安置。
 社殿前の日本狼像狛犬は、
ブロンズ製で、
原形をモデルに製作した
多田端穂氏の作。
 芭蕉句碑は、
社殿左側に整備されている。
<芭蕉句碑>

「眼にかかる 
   時や殊更        
     月不二」
  出典は『芭蕉翁行状記』
        (路通編)。
 元禄7年(1694)5月11日、
芭蕉は江戸を発って上方へ
最後の旅する。
 文政8年(1825)5月、建立。 
宮益坂は、
別名「富士見坂」と呼ばれる。
 社殿の左に
もうひとつ句碑がある。
<句碑>

 宇田川麗哉という俳人の句。
「名月や 
    御嶽能苑に
       讃え佇つ」 

 お堂の中の石像たち。    
1861年に造られた勢至菩薩、
不動尊、
青(しよう)面(めん)金剛
が祀られている。
<石仏>




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