貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

江東区: 大島(おおじま)稲荷神社女塚芭蕉座像と一茶!

2024-05-23 10:07:21 | 日記
令和6年5月23日(木)
江東区: 大島(おおじま)稲荷神社   
 江東区を横切る小名木(ぎ)川。
 この川は天正18年(1590)、
江戸に入府した徳川家康が、
千葉県行徳の塩を運ぶため、
小名木四郎兵衛に命じて
水路の開削をさせる。
  それに因んで
「小名木川」と命名。
 慶安年間(1648 - 1651)、
小名木川近くの海辺が
度々津波に見舞われて、
耕地が荒廃、苦しむ住民。

 伏見稲荷大社の分霊を奉遷し、
産土神として奉ったのに始まる。
 元禄5年(1692)9月29日、
芭蕉が深川から小名木川を下って
門弟の桐奚宅を訪ねる途中で、
当社を参拝。

 境内には「女木塚」が建立され、
<女木塚>

芭蕉翁像と
参拝で詠んだ句等整備されている。
<女木塚碑>

 句は、
「秋に添て 
  行はや末ハ 
    小松川」 
<その説明>
<芭蕉句碑の説明>

 芭蕉像は、宗匠となり、
蕉風を確立したイメージ。 
<芭蕉翁像>
          
 後に、
近くにある愛宕山勝智院境内の
愛宕神社と、
柳川藩下屋敷の邸内社であった
太郎稲荷を合祀する。
<社殿>

 合祀前の愛宕神社には
享和3年(1803)から1年間、 
小林一茶が居住していたという。
<阿吽像>