4 室の八島
2015年(平成27年)3月28日
午後2時45分~
「 室の八島に詣す。同行が曰、『此神は
木の花さくや姫の神と申して富士一躰也。
無戸室(うつむろ)に入りて焼き給ふちかひ
のみ中に、火ゝ出見(ほほでみ)のみこと
生まれ給ひしより室の八島と申す。
又煙を読み習わし侍るもこの謂われ也』。
将(はた)、このしろという魚を禁ず。
縁起の旨世に伝う事も侍りし。」
室の八島というのは、大神(おおみわ)神社
のことである。
今の栃木県惣社町に鎮座する。芭蕉が参詣
したのは、旧暦3月29日であったそうな。
<大 神 (おおみわ)神 社>
境内の水を張った池の中に、石橋や朱塗り
の橋が架かっていた。
島が八つ。将に八島である。
それぞれの島に、筑波神社、天満宮、
鹿島神社、雷電神社、浅間神社、熊野神社、
二荒山神社、香取神社が鎮座していた。
古くは、竈の事を「八島」といったそうな。
やはり、池に水はなし。
こうして大神神社の室の八島を制覇し、
祈祷もするが、今少し気持ちは荒廃した感じ。
句碑の句は、
糸遊に 結つきたる 煙哉 翁
戦捷記念碑の左隣に、芭蕉の歌碑がある。
4名の参拝者に出会う。駐車場にて自作の歌
ほとばしる。
桜見ず 椿も潜み 身に八島 貢人
八島を詣ず 翁の感慨 今や久し 貢人
八島は次回で!
奥の細道説明板
芭蕉句碑
糸遊に 結つきたる 煙哉
大神神社
八島の鳥居
2015年(平成27年)3月28日
午後2時45分~
「 室の八島に詣す。同行が曰、『此神は
木の花さくや姫の神と申して富士一躰也。
無戸室(うつむろ)に入りて焼き給ふちかひ
のみ中に、火ゝ出見(ほほでみ)のみこと
生まれ給ひしより室の八島と申す。
又煙を読み習わし侍るもこの謂われ也』。
将(はた)、このしろという魚を禁ず。
縁起の旨世に伝う事も侍りし。」
室の八島というのは、大神(おおみわ)神社
のことである。
今の栃木県惣社町に鎮座する。芭蕉が参詣
したのは、旧暦3月29日であったそうな。
<大 神 (おおみわ)神 社>
境内の水を張った池の中に、石橋や朱塗り
の橋が架かっていた。
島が八つ。将に八島である。
それぞれの島に、筑波神社、天満宮、
鹿島神社、雷電神社、浅間神社、熊野神社、
二荒山神社、香取神社が鎮座していた。
古くは、竈の事を「八島」といったそうな。
やはり、池に水はなし。
こうして大神神社の室の八島を制覇し、
祈祷もするが、今少し気持ちは荒廃した感じ。
句碑の句は、
糸遊に 結つきたる 煙哉 翁
戦捷記念碑の左隣に、芭蕉の歌碑がある。
4名の参拝者に出会う。駐車場にて自作の歌
ほとばしる。
桜見ず 椿も潜み 身に八島 貢人
八島を詣ず 翁の感慨 今や久し 貢人
八島は次回で!
奥の細道説明板
芭蕉句碑
糸遊に 結つきたる 煙哉
大神神社
八島の鳥居
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