アホウドリと鶴
平成30年10月29日(月)
人を恐れず,すぐ飛び立てない。
すぐ捕まえることができる。
そんな理由から,つけられた名が、
「アホウドリ」。
幼い時から「かわいそうな名前」
とか、もっとその鳥に相応しい名を
とか・・・。
反面、憎めない可愛い鳥のイメージ。
山吹色の頭、桜色の嘴、胸の辺りの
白い羽毛・・・近づいてみると、息を
飲むほど美しい!
今朝の「読売手帳」。
大きな翼で,風に乗り何千キロも
移動し,巣立った場所をきちんと覚
えているという優れた海鳥だそうな。
毎日のように,放送されている
尋ね人、認知人に帰巣本能はないのか。
さて、けさは、村上市へ。
岩船神社へ。
芭蕉は『奥の細道』の旅で、
元禄2年6月27日(旧暦)
越後路に入って、村上に2泊
、瀬波の浜に行ったことも
『曽良日記』でわかる。
しかし、芭蕉は、「越後の地に
歩行を改、越中の国、一(市)
ぶりの関に至る。
此間、九日、暑湿の労に神を
なやまし病おこりて事をしるさず。
文月や六日も常の夜には似ず
「荒海や佐渡に横たふ天の河」
と記すのみ。
「神様が天(あま)の石船(いわふね)
に乗りお出でになられた」との
伝説をもつ磐舟郡総鎮守。
瀬波温泉から程近くの岩船神社
を参拝。
岩船神社の赤い大鳥居の手前に、
「花咲きて 七日鶴見る 麓かな」
という芭蕉の句碑があった。
境内には、磐船柵趾の碑と松尾芭蕉
の句碑がもう一基ある。
つづく。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます