令和6年6月15日(土)
港区: 天現禅寺
珍しい名前のお寺の一つか。
<山門>
当寺は多聞山の山号が示すように、
本尊として毘沙門天の像
(樟の丸木作り、高さ103cm)を
お祀りしている。
<本殿>
(秘仏の為、開扉日に公開)
毘沙門天は、「多聞山」とも称され、
毘沙門天は、「多聞山」とも称され、
四天王の一人。
降魔相を現じて仏国土と衆生を
守護する願誓を持ち、
また、七福神の一神でもある。
民俗信仰の対象。
<珍しい説法>
庭の築山の麓に、
芭蕉句碑がある。
「伊賀の国花垣の花はそのかみ
奈良の八重桜の料に附されけると
いひ伝えければ」
と前書し、
「一里は
「一里は
みな花守の
子持かや」。
この句碑の背面に、
「文政六葵未初冬」、
『其薫
『其薫
四方に満つるや
八重桜』
と刻印されている。
当寺には、
当寺には、
その頃有名なしだれ桜があった
と記録あり。
文政の頃、それに因んで、
ここで句会が催され、
句碑が建ったのではなかろうかと、
考えられている。
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