貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

京都市嵯峨落柿舎②去来と芭蕉の句碑!

2024-08-12 10:10:25 | 日記
令和6年8月12日(月)
京都市嵯峨落柿舎②

去来句碑は、
「柿主や 
  梢はちかき 
       嵐山」
<去来の句碑>

 安永元年(1772)
井上重厚が建立。
 洛中一の古い句碑。
 重厚は,落柿舎二世庵主で、
芭蕉の墓のある義仲寺の無名庵の
庵主も兼ねたそうだ。
<落柿舎の縁側>
<芭蕉句碑>

 芭蕉の句は、
『嵯峨日記』
の最尾に記した句、
「五月雨や 
  色紙へぎたる 
     壁の跡」
 寛いだ芭蕉の気持ちが
伝わってくる。
 落柿舎には、
本庵と次庵があり、
「次庵」は句会席に使用された
という。
 去来・芭蕉の句碑から,
高濱虚子の句碑など
落柿舎碑巡りも楽しむことができた。
 有難いひとときでもあった。