キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

南相馬の今 1

2013-07-09 16:51:01 | 天災
            

            夫が福島県南相馬に数回目の災害復興ボランティア活動に行って

            来ました。夫が行った小高地区は昼間は出入り自由で災害復興も

            進んでいるようです。もう震災から2年半も経ったんですものね。

            でも海辺はまだこの通り。

            

            家の基礎だけが虚しく残ったままのところもあります。

            

            津波で打ち上げられたままの船、

            

            打ち捨てられた廃屋、

            

            そしてこの先の浪江町へはまだ入ることができません。警察が侵入

            する者がいないか、この先で見張っているそうです。

            

            この幻想的な風景は、朝霧にの中に浮かぶ原町の火力発電所。

            震災で被災したのが、今年の3月末から再稼働しているそうです。

            なるべくばい煙を出さないような装置の開発、太陽光発電設備の

            計画に取り組んでいるようです。電気がなくては生きていけない今

            の時代、今なおつらい状況の中でも南相馬市はがんばっています。   
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梅雨明けはまだ?

2013-07-06 16:21:58 | 季節の花々
            

            ノウゼンカズラの鮮やかなオレンジ色が眩しいこのごろです。

            凌霄花という難しい漢字からして、私には少し濃すぎるイメージ

            の花ですが、毎年この花が咲くと、ああ、夏が来たなと思います。

            

            梅雨明けはまだのようですが、今日は真夏の暑さ。夏の花が色々

            咲いています。ムクゲもそろそろ盛りです。アオイの仲間です。

            だからハイビスカスの仲間でもありますが、名前からして、東洋

            的だと思っていたのですが、英名はrose of Sharonシャロンの

            薔薇、旧約聖書の雅歌に出てくるんですって。世界中に昔から

            ある花なんですね。

            

            道ばたに、夏アザミも咲いています。井上陽水の「少年時代」にも

            出てきます。「夏が過ぎ、風アザミ、、、」ああ、あれは夏が過ぎ

            た頃に見たアザミでしたか。

            

            お花屋さんには真っ白いマドンナリリーがたくさん売られています。

            

            道の横の斜面にはヤマユリが咲いています。黄色い斑点のある

            山ユリは真っ白なユリとはまた違って、なんだか郷愁を感じさ

            せてくれます。昔ふるさとでたくさん見たからでしょうね。
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碓氷峠のアプト式鉄道跡

2013-07-05 11:52:06 | 旅行
           

           巨大なレンガ造りの碓氷峠のめがね橋。明治25年にできたアーチ橋です。

           ヨーローッパの登山鉄道によくあるアプト式の鉄道が、新幹線が通るまで

           この上を走っていたそうです。

           

           軽井沢と横川間、この上を蒸気機関車が走る姿は壮観だったでしょうね。

           

           

           

           めがね橋の前後、横川駅と熊ノ平駅間が遊歩道として整備されています。

           訪れたのが梅雨時の平日だったこともあり、人がいなくて、まるで廃墟

           のようで、その巨大さがかえって寂しさを誘い、抗うことのできない時

           の流れを感じたひとときでした。
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ベネチアンビーズのネックレス

2013-07-04 09:01:07 | 趣味
         時々作っていたビーズのネックレスがいつの間にかたまっていました。この

         頃は細かいビースを使うと肩が凝ることもあって、なるべく大きめのビーズ

         を使います。真ん中にベネチアングラスのペンダントトップを入れて。あり

         がたいことに、綺麗なガラスのトップが、ネットで安く手に入ります。どれも

         涼しげで夏向き。通すだけなので技術が要らず、色を組み合わせるのが

         楽しいお手軽ホビーです。材料費五、六百円なんて思えないでしょ?

         
                    

                
 
         

                    
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軽井沢の教会

2013-07-02 10:31:21 | 旅行
            

            軽井沢の聖パウロカトリック教会は、軽井沢銀座からそれて、ポップ

            ミュージックの流れるショッピングモールを通りぬけた所にあります。

            観光客の喧騒に満ちた商店街から道一本隔たっているだけなのに、

            その静かな落ち着いた雰囲気にホッとします。ここで結婚式を挙げ

            る人たちも多いそうです。あの吉田拓郎も。そう言えば、彼の歌に

            ありましたね。「僕の髪が肩までのびて、君と同じになったら、約束

            通り町の教会で、結婚しようよ」

            

            庭の片隅に赤ちゃんを抱いたマリア様でしょうね、石の像があります。

            和服姿なんです。素朴な日本のマリア様です。

            

            宣教師が避暑地として開いた場所だけに、軽井沢には教会がたくさん

            ありますが、そのうちでも最も異色で印象的なのが、この石の教会で

            はないでしょうか。内村鑑三の記念館でもあります。祈りの場所はど

            こでも教会だとした内村鑑三の無教会思想を体した石とガラスと植物

            でできたオーガニックな建物で、中には十字架もありません。

            

            石の壁の間の通路を降りて行くと、

            

            緑に覆われた入り口が見えてきます。木の椅子と植物と石とガラス

            で作られた教会堂の中は残念ながら撮影禁止でした。

            

            ここでも和やかな結婚式が行われていました。  
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浅間山の麓

2013-07-01 15:55:34 | 季節の花々
          

          何百条もの白い糸が連なり流れ落ちる軽井沢の白糸の滝です。富士市の白糸

          の滝に比べれば規模は小さいですが、清々しいヒーリング効果抜群の滝です。

          比べるのもおこがましいですが、ナイアガラの滝の超ミニチュア版といったと

          ころでしょうか。

          

          立地もいいんです。旧軽井沢から車で数十分、軽井沢銀座の延長

          で、シーズンにはここは渋谷かと思うほどの混雑になるようです。

          

          でもね、ここは長野県と群馬県の堺の山の中、車で走っていると何やら

          犬のような動物がフラフラ近づいてきました。キツネ!車を停めると、

          ドアの側でおすわりして、茶色の潤んだ目でじっとこちらを見上げてい

          ます。「何かちょうだい」きっと、何人か食べ物をあげた人がいて味を

          しめたのでしょうね。普通、人の気配を感じただけでも逃げるのに。

          罪なことをする人がいるものです。道の真ん中であんなにフラフラし

          ていると、いつか車に轢かれかねません。

          

          野良ぎつねに遭遇しながら、白糸の滝からちょっと北上すると、そこは

          群馬県の嬬恋村。ロマンチックな名前です。ここで日本武尊が、自分の

          犠牲になって海に身を投げた妻の弟橘媛を恋しいと嘆いたところから

          付いたのだそうです。日本武尊ってほんとにはるばる東征していて、あ

          ちこちに色々な逸話が残っていますが、そのうちでももっともロマンチッ

          クなお話の一つです。

          

          その嬬恋村に隣接する北軽井沢に浅間牧場というのがあります。

          群馬県営の恐ろしく広い育成牧場で、観光客が行くのはそのほん

          のとっかかりのところだけですが、それでも広々とした牧場の風景

          にアルプスの少女ハイジ気分を味わえます。「おお牧場はみどり、、」

          なんて、大声で歌いたくなるような、どこまでも続く緑の牧場でした。

          

          牧場の一角に古賀政男が作り藤山一郎が歌った「丘を越えて」の

          歌碑があり、若い人はともかく、年配者はノスタルジックな気分が

          味わえます。作詞した島田芳文がこの近くに住んでいたそうです。
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