キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

御前崎灯台

2020-01-24 12:05:45 | 旅行
           

           東に駿河湾、南に遠州灘を望む、静岡最南端の高台に建つ御前崎灯台

           です。灯台の父と呼ばれる英国人ブラントンという人の設計で、1874
        
           年に完成したとか。でもそのずっと前、1635年から見尾火燈明堂とい

           う灯台に類するものが建てられていたということ。遠州灘が航海の難

           所だったからでしょうね。燈明だからとても暗くて、どれくらい役に

           立ったのかは分からないようですが。

              

              

           美しい白亜の灯台です。「喜びも悲しみも幾歳月」という木下恵介

           監督の映画の舞台にもなったそうです。

           

           眼下には太平洋が人がっています。「藍の濃し灘通り来し土用波」と

           いう山口誓子の句碑があります。荒波のかなたの遠い異郷に想像が広

           がる空間です。

           

           灯台の辺り一帯がケープパークという公園になっていて、紺碧の海を
     
           背景に、「潮騒の像」いう裸婦とカモメの白い像が立っています。

           

           

           石蕗や椿が色を添えています。

               

           

           

           逆光で、ちょっとおもしろい幻想的な写真が撮れました。とても

           良いお天気だったのですが。まあ、結局失敗写真なんですけどね。
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富士山

2020-01-23 11:39:18 | 旅行
         
         
         ここのところぐずつい日が続いていますが、1月5日、6日は快晴。

         しかも比較的暖かで、雪を被った富士山はそれは優美でした。

         上の写真は1月5日に撮ったもの。下の3枚は1月6日。暖かいと

         一日違いで雪の量がこんなにも変わるものなんですね。

         

         

         

         今回は静岡側から見た富士山です。山梨側からの姿の方が良いという人が

         多いそうですが、静岡側からも負けていません。高速を走りながら、連写

         できるのは静岡側。上の写真は全て車の窓から撮ったものです。

         

         あくる日朝、牧之原市の駿河湾越しに見た朝日に染まる富士山。淡いオ

         レンジ色の空の向こうに浮かぶ優美なシルエットにしばし見とれました。

         

         

         白砂の海岸もきれいだった!
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デジカメをなくした!

2020-01-21 11:23:28 | 旅行
         長らくブログをお休みしました。年末にデジカメをなくし、お正

         月の間ずっと探したのですが、いまだ出てこず、影も形もない!

         新しいキャノンのを買ったのですが、買ってから気が付きました

         この機種はパソコンとwifiでつなぐのだということを!マニュア

         ル通りにやってみたのですが、途中からどうしてもうまくいかな

         い。せっかく旅行で撮ってきた写真をパソコンに入れられない。

         あきらめて、sdカードを直接パソコンに差しこむという最終手段

         に。皆さんはこれぐらいのこと、楽々やっているのでしょうか?

         機械音痴というか、IT音痴というか、私にはついていけません。        

         

         というわけで、お正月休みも終わる1月5,6日、静岡県の大井川鉄道

         とその上流へ2匹の柴犬連れで旅行に行った顛末を今やっとブログに

         書き込むこととなりました。

         川崎の犬夏っちゃんと奈良の犬冬くんは仲が悪いため、一緒には乗せ

         られず、2台の車で行きました。

         

         大井川鉄道千頭駅では、煙を吐く蒸気機関車も見ました。

         

         

         近くの道の駅から、大井川鉄道の陸橋が見えます。バイクでツーリ

         ング中の人たちでしょうか、ジャンパーの後ろ姿がかっこいい!

         この辺りはお茶どころ静岡県でも名高い川根茶の産地。色々な種類

         のお茶を買い込みました。

         

         大井川鉄道は千頭駅が終点ですが、そこからさらに登ると寸又峡。

         大井川の支流須股川の渓谷です。エメラルドグリーンの水の色が

         美しい。「夢の吊り橋」という名がい吊り橋があります。世界の徒歩
     
         吊り橋ベスト10にはいっているんですって。道理で、かなりの辺境地

         なのに、観光客は国際色豊かでした。この頃は大抵どこもそうですが。

         

         連れて行った2匹の柴犬は休戦協定を結んだようで、割と平和的。

         もっとも、お互いにあえて近づこうとはしませんが。

         

         

         

         

         同じ茶色の柴犬。見分けがつくでしょうか?脚が長くスッとして

         いる方が冬くん。脚が短く、コロンと可愛いのが夏っちゃんです。     
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神楽坂の毘沙門天様

2019-11-25 15:50:47 | 旅行
        

        秋晴れのとある一日、神楽坂でランチ。まあ、何と優雅な!関西人

        の私は、この日が初神楽坂。粋な黒板塀の古民家のフレンチでした。

          

        神楽坂は新宿区の早稲田通りの一角の坂周辺の名称です。地図で

        見てもちょうど東京のど真ん中。とってもしゃれた感じのところ

        でした。近くの神社のお祭りの神楽の音が聞こえたから、この名

        がついたとかつかないとか。

        

        

        

        とてもおいしい、見た目にも美しいランチでした。

        そのレストランがある「かくれんぼ横丁」(お忍びで来た人が、こ

        の横丁に入ると、つけてきた人をまくことができたところからつ

        いた名前だそうで)から、少し坂を上ると毘沙門天があります。

        
        

        

        寺号は善國寺。ご本尊の毘沙門天は仏教の四天王の一人。江戸

        時代から、開運厄除けの神様として信仰を集めてきたそうです。

           

          
     
        

        左右を守るのは狛犬ではなく石の虎。毘沙門天が寅の年、寅の月、

        寅の日、寅の刻にこの世にお出でになったからだそうです。 

        

        しゃれた街並みの中にお江戸の雰囲気が残り、良い感じです。
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曽爾高原の薄

2019-11-20 10:47:29 | 旅行
         

         しばらくブログを留守にしていましたが、その間にあっちこっち行き

         ました。10月末には、曽爾高原に薄を見に行きました。高原のある曽

         爾村は「日本で最も美しい村」にも選ばれている本当に美しい村です。

         

         その中でも曽爾高原の秋は一面の薄の野が広がり圧巻の風景です。

         箱根の仙石原の薄原より規模が大きく、俱留尊山という柱状節理

         のある山を背景にダイナミックな眺望が広がっています。お亀池
       
         というちょっと怖い伝説のある池なんかもあり、お亀の湯という

         温泉も湧いていて、かなり行きにくい所ですが、大勢の人が訪れ

         るなかなかの観光地です。夜には転々と続く灯篭に灯がともり、

         ライトアップもされるようです。

         

         

         

         薄の穂が日の光にきらきら輝いて、それは美しい光景でした。
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ポルトガルでおもしろかったもの

2019-09-09 16:26:18 | 旅行
            

           

           リスボンもポルトもコインブラも起伏の多い町。しかも旧市街は

           道幅があまり広くありません。そのためでしょうね、市電が大活

           躍です。カラフルな落書きをされた市電が、これまた落書きされ

           た家々の壁すれすれに走っている光景は、人間臭く陽気で、帰る

           頃には心地よくさえ感じられるようになりました。 

           

           前にも載せた遊園地のようなイワシの缶詰やさん。

           

           下町を見下す展望台の柵には、鍵がたくさんひっかけられていました。

           観光名所の柵や橋に鍵をひっかけるのは、万国共通のよう。

           

           

           

           ジェロニモス修道院近くのレストランの看板もアズレージョ風。中の

           壁に世界各国のお札が張り付けてありました。世界的に有名な観光地

           の証ということでしょうか。横に不思議な文字盤の時計がありました。

           

           市場で、もう後は焼くか揚げるかすればよいだけの、日本で言えば

           お惣菜風のものがたくさん売られていました。パーティーなんかに

           便利で、しかもおいしそう。

           

           夏枯れの時期だし田舎に行かなかったこともあり、海外に旅行して、

           これほど花や植物の写真の少ない土地は他になかったと思います。

           唯一といってもいい花の写真はこのブーゲンビリア。朱色と赤紫の

           花が重なるように咲いていて、いかにも南国らしくきれいでした。     
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ポルトガルみやげ

2019-09-08 13:24:03 | 旅行
           

           リスボンのちょっとレトロなホテル、メトロポールを皮切りにコインブラ、

           ポルトと旅をして帰ってから、もう2週間も経ちました。もうすでに、懐

           かしいという気持ちになっています。

           

           

           買ってきたお土産は、あらかた配り終えました。お肉、イワシの缶詰、

           イワシのパテ。

           

           

           イワシ柄のTシャツ、イワシやニワトリの絵のアズレージョ・マグネット。
         
           やっぱりイワシがらみが多いですね。

           

           自分用に買ったのが、娘はやはりイワシ柄のマグカップ。私はアズレージョ

           のお皿。気に入っています。とても8ユーロとは思えない。
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ポルトガルで食べた、飲んだ!

2019-09-07 14:13:22 | 旅行
       

       ポルトガルで魚といえば”鰯イワシ”。サーディン、ポルトガル語ではサルディー

       ニャ。日本の鯵くらいの大きさのがドーンと4匹出てきましたよ(これは一匹食

       べた後の写真)。サルディーニャス・アサーダスというそう。これで一人前。

       日本の焼いた鰯とオリーブオイルがかかっているほかはほぼ同じ。オリーブオ

       イルとニンニクのおかげか、臭みを感じません。

       

       

       

       

       イワシと同じく魚料理の定番が塩漬けバカリャウ(干しダラ)料理。ハンバーグ

       風にしたもの、ジャガイモのマッシュと合わせたもの、そのまま焼いたものなど、

       色々な食べ方があります。どれも、日本ではあまり見ない食べ方です。色々なバ

       カリャウ料理を食べましたが、どれも美味でした。

       

       

       メニューにはたいてい英語表記がありますが、それでもよくわからない料理も

       ありました。魚料理のリストにHakeとあり、何かたずねてみたら、実物の大き

       な白身魚の切り身を持ってきて見せてくれました。それがこのメルルーサ。こ

       れもタラに近い種類で、この辺ではよく食べるそうです。

       

       タコもよく食べるようです。日本のタコとはちょっと食感が違いましたが、

       おいしかったですよ。

       

       ヨーロッパの他の国々と比べると生野菜もよく食べるようです。

       

       これはコインブラの郷土料理シャンファーナ。子山羊をワインや香草と

       煮込んだ料理です。最初牛肉かと思いました。結構あっさりしている。

       

       チキンを頼んだら、大盛のスパゲティーに載ってでてきました。すべて

       量が多い。でもお値段は安い!

       

       

       ステーキだけを頼んだつもりがフェイジョアーダという豆の煮込みと

       お米もついてきました。おいしいけれど、すごいボリュームです。

       

       ポルトの名物料理フランセ―ジャ(フランスの女の子)というのも食べました。

       クロックムッシューをチーズで包んでトマトソースをかけたものです。軽食

       ということでしたが、大勢の人が夕食に食べていました。とてもおいしい。

       これもボリュームたっぷり。

       

       

       朝はパルテス・デ・ナタや甘いお菓子、サンドイッチとカフェ・アメリカーノ。

       地元の人はたいていエスプレッソを飲んでいましたが。朝から豊かです。

          

       なぜか、アイルランドの林檎酒も飲みました。

       

       

       もちろんマテウス・ロゼもポートワインも。この他にもポルトガルワインは

       赤白色々飲みました。

       元々旅の主目的は食でしたが、食べも食べたり、飲みも飲んだりです!
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Ola! ポルトガル--ポルト3

2019-09-06 14:10:08 | 旅行
        

        ポルトガル北部のポルトはドウロ川が大西洋に注ぐ河口に位置する都市です。

        

        

        ドウロ川に架かるドン・ルイス一世橋は市電、自動車、徒歩でも渡れる大鉄橋。

        

        

        対岸の眺めが素敵です。

        

        

        川沿いのカイス・ダ・リベイラ地区は明るく賑やか。レストランや露店が軒を

        並べています。湿気のないカラッと爽やかなこの季節、パラソルの下でポルト

        ガル・ワインを飲む、なんて楽しいひと時でしょう!

        

        鉄橋の上から川に飛び込む若者たちがいました。かなりの高さです。世界各国

        から来た大群衆がワイワイ見守ります。もう見世物になっているようです。

        

        橋を渡った対岸にはワイナリーが並んでいます。

        

        午後10時ごろの風景。夕食の遅いこの地域では、宴もたけなわという時間でした。
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Ola! ポルトガル--ポルト2

2019-09-05 10:12:50 | 旅行
       

       ポルトはポートワインの出荷地として有名な商業都市ですが、美しい町です。

       他の町同様急坂の町で、しかも石畳。私にはちょっと歩くのは苦労でしたが、

       これも他の町同様、バスやら市電やらケーブルカーやら、なんなら安いので

       タクシーも使え、結構街中あちこち行きました。

           

       ポルトガル一高い76メートルのグレリゴス教会の塔。ポルトの街が一望できます。

       

       

       ユニークな建物も色々あります。観光バスもリスボン程ではありませんが、

       走っています。バスに丸い日の丸がついているのがうれしいですね。

       

       ここでも娘の大好きな市場巡りに出かけました。ポリャオン市場という

       大きな市場ですが、改装中で、仮店舗が別の場所にありました。仮店舗

       へ行く道順を示す大きな地図が張られていたのですが、これ、上が南に

       なっていました。そうとは知らず、延々反対方向へ歩いていて、市場に

       着いた時にはどっ疲れが。

       

       

       

       やはり、ハムや魚が充実している印象。

           

       その後カテドラルへ。ヨーロッパの大きな都市には大体どこでも大聖堂があ

       りますが。これも立派です。12世紀に要塞として建てられたのが始まりとか。

       

       内部は、やはりアズレージョの壁がきれいです。

       

       ステンドグラスの薔薇窓も。

       

       面白い車がありました。カテドラルで結婚式を挙げたカップルが、

       ハネムーンに乗っていくのだそう。お幸せに
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