私の塾の生徒で、名門高校に入学して、部活の新体操に受験の準備に毎日頑張っている生徒がいましたが、高校二年生の時突然血を吐いて入院しました。一ヶ月後復帰すると部活は筋肉が弱くなっているので、無理。勉強はすっかりわからなくなっていて、以後盛り場をうろつく少女になってしまった子がいました。ところが、クラスの男子に『お前何をやっているんだよ。おれの家は貧乏だから、おれは国立目指して頑張っているんだ。一緒にやろうぜ』というようなことを言われて、彼女は猛然とがんばりだしました。やはり良い学校というのは、こういう素敵な人が集まっていることが多いんですよね。先生や親に言われても目覚めないかもしれないけれどこの一言は効いたみたいです。私に言いました『苦しい時、高校入試で頑張ったあの日のことを思い出した』そう受験勉強って人生で無駄じゃないんですね。その苦しさみたいなものは、人生のいろんな時に顔を出して励ましてくれる。この二人はその後北海道大学に入学して、今は別々の恋人がいるみたいですけれど
最新の画像[もっと見る]
- 幸せの時間 9年前
- それぞれの秋 9年前
- むなしく日々をの写真 9年前
- もう一度もう一度 9年前
- サスペンス劇場のように 9年前
- お話だから 9年前
- 秋のにほい 9年前
- 名医 9年前
- 愛あふるる世界 9年前
- 愛なき世界 9年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます