ミューのガーデン日記

八ヶ岳南麓清里高原のペンション「ゲストハウスミュー」のブログです♪
庭の薔薇たちや猫のこと、清里暮らしの日々を・・・・

生きる

2013年03月14日 | 日記・エッセイ・コラム

先週、確定申告書も提出、味噌も仕込み終わり、土曜日なのにお客様なしだったので同窓会に上京した。幹事が前日返事でもオーケーしてくれたので、渋谷ハチ公前6時50分ごろ集合。久しぶりの人混み、若い人が多い中に覚えのある顔があった。出席したのは9名。私にとって同級生は田舎の高校生に戻れるようで気楽でよい。
 今回も同窓会の前に「先祖になる」、翌日「約束」「二郎は鮨の夢を見る」と3本の映画を見て帰ってきた。77歳・86歳・87歳の男性がそれぞれ主人公のドキュメンタリーと1本は半分ドキュメンタリーというか死刑囚が主人公のため仲代達矢が演じていた。
 「先祖になる」は陸前高田市で農林業を営んでいた佐藤直志さん。震災の大津波で家を壊され、長男は消防隊員でお年寄りを背負って逃げる途中波にのまれてしまった。77歳の彼がもとの場所に家を建て直すまでの1年6カ月を撮ったドキュメンタリー。キラキラした彼の眼と生きて行くとはこう言うことなのかと。人は何があってもこうやって立ち上がりいまに至っているのだと思った。