かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

秋のありえ蔵めぐり音楽祭

2011年10月15日 | 日記

       

今日は、10月15日 土曜日  天候は雨。昨日からの雨が、朝になっても止みそうにありません。
外の雨模様を見ると、どうしても出足が鈍ります。ここは、行くか、行くまいか思案のしどころ。お昼まで待つことに
しました。でも、一向に空が明るくなりそうな気配はありません。そのうち、雨も止むだろうと思い、とりあえず出かけることに
しました。
 さて、有家にやって来ましたよ。ありえ蔵めぐり音楽祭が、開催されています。蔵めぐりは、全国各地で開催されているので、
そう珍しくはないのですが、音楽祭と蔵めぐりの両方が楽しめるのがいいですよね。南島原市でも、酒蔵、味噌醤油蔵、素麺蔵
など、当時の面影を残しながら、残っている地区は殆どありません。
  蔵の中に入ると、酒、醤油などの、独特の匂いがありますよね。私たちにとっては、とても、親しみのある匂いに感じるのですが…。
それほど日常生活に結びついてる匂いといってもいいでしょう。
 蔵というと、非日常的な空間ですよね。だから、余計その場に身を置きたくなるのかも知れません。
 さて、蔵めぐりの地図を片手に歩くのですが、雨のためでしょうか、さほど人通りは多くありません。でも、ここは、かっては
かなりの賑わいがあったのでしょう。通りには、そろばんを手にした、「そろばん恵比寿」が祀ってある祠もありました。近くを
通りかかったおばあさんは、「ここは商人(あきんど)の通りだから」と、丁寧に説明してくれました。「おばあちゃんガイド」も
この通りには、とても似合うような気がしましたよ。
 壱の蔵にやって来ました。酒の醸造元です。蔵の一部がステージになっていて、無料のミニコンサートが行われています。
夕方からは、もうひとつの大きな蔵で、プロの奏者を招いた、有料のコンサートが開催される予定になっています。今では、
すっかりおなじみの“酒蔵コンサート”として、音楽ファンの方が足を運ばれているようです。

               

                     時間が遅かったせいか、観客はさほど多くありませんが、ステージ演奏が
                  あっていました。


               

                   蔵の前には、かなり年代の古いオートバイが展示されていました。


               

               秋祭りの時は、何といっても「甘酒」。飲む点滴と言われる、出来たての甘酒を
               「おみやげ」に買ってきました。試飲して、とても美味しかったので。


                  【今日の加津佐】

               
                    
                  今日の午後3時の前浜。今にも雨が降り出しそうな気配がしていました。