総天然色・魔人スドォの円盤-3D

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【3DBDソフト推進ブログ】

『オズ はじまりの戦い』

2013-08-13 | 映画(洋)を熱く語る
『オズ はじまりの戦い』


【ストーリー】
いつか“偉大なる男“になることを夢見ていたカンザスのサーカス一座の奇術師オズはある日、巨大な竜巻に飛ばされて魔法の国に迷い込む。
偉大な魔法使いと同じ名前を持つことから勘違いされてしまった彼は、西の魔女と東の魔女から悪い魔女の退治を依頼される……。

この作品はブルーレイで、2D&3Dで鑑賞しました。


1度目の視聴は今一つ...
いや~正直言いまして、一番最初にこの作品を鑑賞した時は、あんまり面白いと思いませんでした。
思っていたよりも子供向けみたいな?
監督が私の大好きな“サム・ライミ”なので、勝手に違う方向の作風を期待してたんですかネ~?

話はビミョーにズレますが...今、テレビで流れている“ローラ”のCMあるでしょう?そう『オズの魔法使い』の奴です。
(今作品は『オズの魔法使い』の前日譚、エピソード0的なお話です。ちなみに私はこの時点では『オズの魔法使い』は未視聴。)

↑このCMをたまたま見て、なんか急に『オズの魔法使い』に興味が湧き、早速レンタルで視聴しました。
んが...名作なんですが、今更見てみると お子ちゃま向けの如何にも古い作品だなぁ~と言う印象。



『オズの魔法使い』を見てから、もう1度本作を視聴してみました...
...うんうん、なるほど~
こうして改めて『オズ はじまりの戦い』を見ると、なかなか楽しめる作品になっています。
今作品は、『オズの魔法使い』の世界観・設定に忠実につくられた、正統派な“前日譚”なんですネ~

本作は『オズの魔法使い』に登場する、オズの国で一番偉い“大魔法使いオズ”の若き日を描いたお話です。
なので、この↓4人は、『オズの魔法使い』にも登場するオズの国の主要メンバーなのです。

この若き日の“オズ”を演じるのは、旧シリーズ『スパイダーマン』のグリンゴブリンJr.を演じた“ジェームズ・フランコ”。
女ったらしで、劇中に何度も見せる 思いっきりのニヤケ~笑顔が、まさしくペテン師!(笑)
当初、オズ役には“ロバート・ダウニー・Jr”→“ジョニー・デップ”等の名が挙がったが、“ジェームズ・フランコ”で正解だったのではないのかな?
“オズ”の根本にある“善良なる心”が、上手く演じられており、魅力のあるキャラになっていると思いました。
見終る頃には、このあざとい笑顔がステキな笑顔に見えるから、あら不思議♪
(女優陣3人は残念ながら私の好みであらず...“ミラ・キュニス”は『テッド』のときは好みだったんだけどネ~)


作品の見どころは、VFX映像で再現されたオズの国のファンタジーな世界。

1回目の視聴時には、いかにもCGらしい映像に今一つ魅力を感じなかったのだが、
『オズの魔法使い』を見るとそれも納得!あくまでも『オズの魔法使い』の世界観に忠実に再現されている景色なんだネ~
如何にもディズニーらしい そのつくりが、あんまりディズニーを好きでない私には興味を示さなかった様子。
しかし『オズの魔法使い』を視聴後は また違った目で見ることができ、その世界感を楽しめることができました。
(映像的に『アリス・イン・ワンダーランド』に似てるな~と思いきや?あのスタッフがつくっています。)

ストーリー的にも、如何にもディズニーらしい話です。
そういう意味では“サム・ライミ”があくまでも『オズ』のイメージを大事にし、丁寧につくられたことが見受けられ好印象!
(よくよく見ると、“オズ”が気球で竜巻に巻き込まれる演出等に、“サム”らしい演出の数々が見受けられます。)
車いすの女の子から→陶器の女の子への話のくだりも秀作。
  
しかしながら、『オズの魔法使い』の“案山子”“ブリキの木こり”“臆病なライオン”のキャラに比べれれば、見劣りするのは致し方ない。
“サム”が陶器の少女は、日本のアニメのオマージュ?みたいなことを言っていましたが、いつの時代のアニメだい?

↑こういうキャラにして頂ければ、もう少し“萌え”を感じたかも知れない? ←おい!
(と言いながら?“陶器の少女”はナイスな♪キャラだネ~)

↑ちなみに、“西の魔女セオドラ”の扱いがあまりにも可哀そうで...“オズ”は彼女に責任を取らなくてはダメだよネ~?
(て言うか、“オズ”は彼女とやったのか?そう思うのは私だけではない筈...) ←おい!

3D映像がオモシロい!
奇術師“オズ”によるクライマックスのショーバトルは、2Dで見るとそうでもなかったが...
3Dで見ると、その迫力が一転しメチャメチャ派手なVFX映像!
そりゃ~魔女2人も驚愕するだろうと思える演出に、何故か?腹を抱えて大笑い致しました♪

根本的に、この作品の3D映像は良く出来ており、2Dと3Dで見るとでは作品の評価が+☆1つできる違いがあるのではないのかな?
派手なVFX映像の進化系 → 3D映像 だと言うのが改めて実感できました。



結果的には、楽しく見ることができました♪
私思うんだけど、映画ってアレだネ~
同じ作品でも、見るときのタイミング&環境によって評価が違ってくるんですよネ~
1度目の視聴時には今一つだったんですが...改めて『オズの魔法使い』を意識して鑑賞したら、思いの外 楽しく視聴することができました♪
(ちなみに2D版を2回、3D版を1回の計3回の視聴。やっぱり~3D版がオモシロかったです。)

↑根本的にこの作品に興味を抱いたのは、この“ローラ”のCMからなのよ~
こういう些細なことで、映画の評価が変わってくるのかも知れない? ←そう思うのは私だけぇ~?
(“ローラ”がドロシー役での『オズの魔法使い』が見てみたいぞぉ~♪)

コメント (6)
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