さてさて昨日の続きにまいりましょう。
プラスチックのケースにきれいに詰められた
トミ子さん手作りの5種類の「おかず」については
昨日ご覧に入れましたので
今日は、この中にもう一つ入っていたものについてです。
見てください、この国には珍しく美しい箱!
この国ってどこ?
ほら、こんな字が書いてあります。
見慣れない字でしょう?
ザハロプラスティオ エルガスティリオ パネリニオ
なんかおまじないの言葉みたいじゃありません(笑)?
ちょっと唱えてみてくださいな
何かに変身できるかもしれません(笑)。
実はこれ、おまじないでも呪文でもありません。
ただ単純に
「お菓子屋さん パネリニオ」みたいな感じ。
蓋をあけてみれば
何やら可愛らしいお菓子たち。
甘い甘いギリシャのお菓子です。
実はトミ子さんの妹さんのご主人様はギリシャ人。
もう長らくギリシャで暮らしています。
妹思いのトミ子さんは折々に段ボール箱にたくさん日本の物を詰めて
船便で妹さんの所に送ります。
妹さんの方からも折々にギリシャの物が届きます。
それがこのお菓子箱。
中に入っているのは
乾燥イチジクやなんだかわからない果物の砂糖漬け(笑)。
甘い甘いものばかり。
ところでトリビアの雑談ですが
ギリシャではイチジクのことを「シカ」と言います。
メイおばさん、初めて市場に出かけた時
お店のおじさんが声張り上げて「シカ! シカ!」と叫ぶのを聞いて
「わっ、西瓜があるんだ! それにしてはなまってるけれど」(笑)
ところがどっこい
シカと指差された所を見れば
そこにあるのはイチジクでした。
あとからわかったのですが
西瓜は「カルプージ」という可愛い名前。
さてさてトミ子さんにいただいたこのギリシャボックス。
甘い甘いギリシャボックス。
甘い甘いと言いながらも、少しずつかじっています。
でもね、ひとつだけ仲間外れのものがあって
甘い中にかなりの苦み、その不思議な味わい。
じわ~っとやってくる美味しさ。
それがこれ。
トミ子さんお手製の「ゴーヤの砂糖漬け」でした。
作り方、アメリカに帰る前にお聞きしておかなければ、、、、
その節にはまたお知らせしますね。
読んでくださってありがとうございました。
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