メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

パレスチナ料理ってアレに似てない?(フムス篇)

2017-11-14 12:29:25 | 家族

さてさて先回の続きですが、、、、、

 

「パレスチナ難民の就労を考える~食・サーヴィス業界~」

なるセミナーの後で

まさに難民として日本にやってきて

昨年、日本ではじめてパレスチナ難民として認定され

今では料理の道に進むべく一生懸命頑張っているホセイン青年の

お料理のデモンストレーションがありました。

 

そんな青年が私たちのために作ってくれたパレスチナ料理とは?

そしてメイおばさんの「えっ、まさか!」とは?

 

とにかくあまりにもあの国のアレに似ていて

というか瓜二つでとてもびっくりしましたよ。

 

まずはこれ

 

ひよこ豆のペーストですが

メイおばさんもしょっちゅう作っている常備菜

ギリシャ料理の「フムス」とそっくり。

ええ、もちろんメイおばさんのはこんなに美しくはありませんけれどね(笑)。

なにしろ常備菜ですから(笑)。

 

似た者同士はギリシャばかりじゃありません。

トルコでも、イスラエルでも、レバノンでも、、、、、

南欧から中東方面ではすっかり定番の前菜です。

 

もしも大雑把に算数で表せば

ひよこ豆 + 練り胡麻 + ガーリック + レモン汁 + オリーブオイル + 塩

っていうところかしら(笑)。

 

今やアメリカのスーパーでも

プラスチックの器に入ったフムスがずらりと並びます。

伝統的フムス、ローストした赤パプリカのフムス、地中海ハーブのフムス、ローストしたガーリックのフムス

タイの古典的ソースのフムス、サルサフムス、オリエンタルフムス、黄色いレンズ豆のフムス

黒豆のフムス、ローストした松の実のフムス、サンドライドトマトのフムス、オリーブペーストとのフムス

クラシックフムス、白豆のフムス、枝豆フムス、、、、、、、、、、etc.etc.

 

さてさて話を元に戻しまして、、、、

 

本当は乾燥ひよこ豆を戻して使うべきなのですが

メイおばさん、時間を短縮して

たいてこんな缶詰を使ってしまいます。

これならミキサーやブレンダーで混ぜるだけで

あっという間にフムスができあがりますからね(笑)。

 

フムスだけではありません。

まだまだ「うわっ、似てる!!」

というものがあったのですが

長くなりますのでまた次回にね。

 

ところでこの「Chickpea (ひよこ豆)」さんですが

アメリカでは上の写真にあるように

「Garbanzo』(ガルバンゾー)などと呼ばれています。

「ガンバルゾー!」ではなく、「ガルバンゾー」です(笑)。

チックピーの方が可愛いのにねえ。

 

メイおばさん、今さらながらに思いました。

日本のような島国とちがって

アジア~中東~南欧、、、、、、

陸つながりだもんなあ、、、、、と。

 

なんだかはっきりしない空模様。

なんだか寒そうな窓の外の景色。

どうぞ皆様、それでもどうぞ良い一日を!!

 

読んでくださってありがとうございました。

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