メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

歴史はパワフルな材料?@ZΛYTINYΛ

2017-07-17 05:10:02 | ワシントンDCレストラン

先回の続きで

調子に乗ってメイおばさんの顎と首と二の腕と唇わきの

赤いポツポツ写真を載せようかと思いましたけれど

正気に返れば、「いったい誰がそんなもん見たい?」(笑)

 

「そんなもん」って何かと言えば

お客様ディナーの途中で

ひとりキッチンに戻って天ぷらを揚げている時に

油がまるで花火のように飛び跳ねて、、、、、、

要するに、メイおばさん、ポチポチ火傷をしたって話。

 

天ぷらには気をつけなきゃ。

いつもそう思うのに、つい慌てていたものだから(涙)。

 

さて話題をがらっと変えまして

今日はメイおじさんとメイおばさんが

気に入っているワシントンDCのレストランの話です。

 

美術館や博物館、政府のオフィスなどが集まっている一角にある

この都心のレストランはいつでも大人気。

 

メトロの階段を上がったすぐ眼の前の便利な所にある上に

なかなかお洒落な雰囲気なものですから

ランチライムにはアメリカの首都ワシントンの

ビジネスマン&ビジネスウーマンたちの姿が

たくさん見られます。

 

ギリシャ&トルコ&レバノン、、、、、あたりの

エキゾチックな料理をちょっとお洒落に食べられるのも

人気があるのかもしれません。

 

メイおじさんとメイおばさんも

「National Portrait Gallery」(国立肖像画美術館)で

6月30日に始まった特別展「ONE LIFE~Sylvia Plath」を見に行った後に

ランチによりました。

 

ちなみに「Sylvia Plath」(シルビア・プラス)とは

1932年に生まれ、幾多の美しい詩と二人の子供を残して

わずか31歳で自ら命を絶ったアメリカの女流詩人です。

 

美しく才能豊かにして不幸だった彼女についての

展示物やら説明書きやらをたくさん目にし、読んだ後で

なんだかちょっと切なくなって

 

「どこにする?」

「あそこは?」

「それがいい!そうしよう!」

 

とばかりに、通じる者だけにしか通じない(笑)会話の後に

このレストランの扉を開けたのでした。

 

と言ってもきちんとたくさん食べたいわけでもなく

ま、冷たいワインとちょこっと小腹を満たすものがあれば十分と

こんな食事になりました。

注文とは関係なくまずはこんなパンが出てきます。

 

ギリシャのサントリ二島の白ワインと

よく冷えたガスパチョと

 

中味がたっぷり入ったサンドイッチです。

コールスローまたはフライドポテトが付いてきます。

 

食べきれなかった分をテイクアウトにしました。

それが結局メイ家の夕食の一部にもなったわけですが。

 

それがね、家に帰ってテイクアウトボックスを取り出してみたら、、、、、、、

ちょっと笑えません?

 

「MAN」の方はメイおじさんの残したサンドイッチ。

「WOMAN」の方はメイおばさんの残したサンドイッチです。

 

ま、先方にすればどんな関係かわからぬ男女

同じ場所に帰るのかどうかもわからぬ二人連れの残した物を

一つの箱に詰めるわけにもいかなかったのでしょうねえ(笑)。

 

結局、同じお家に帰った(当たり前!)

メイおじさんとメイおばさんのお夕食テーブルの上には

こんな風に両方の箱の中身がお皿にのって登場したわけですが(笑)。

 

ところでこのテイクアウトが入っていた紙の手提げ袋が

なかなかお洒落と言うか、哲学的すぎて意味不明というか(笑)。

 

ちょっと見てくださいな。

 

HISTORY IS THE

MOST POWERFUL

INGREDIENT

IN ANY DISH.

 

歴史はどんな料理においても

最もパワフルな材料である。

 

かっこういいけれど、ちょっと???

何を言いたかったのかなあ、、、ZΛYTINYΛさん。

 

 

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