ご指摘いただいた八件は、二つを除いて知らないものばかりでした。
持っているのは、武市の『弁証法の急所』への「解説」と甘粕の『ヘーゲル哲学への道』への「解説」です。
さて、残りの六件について我々で調べたところ、
・「科学と方法をめぐる対談」の載っている雑誌『唯物論』
・『「区別の弁証法」の載っている『唯物論と現代』(雑誌でしょうか、夲でしょうか、分かりません)、
の二つは入手が「かなり困難」だとわかりました。
そこでこの二件については、読者の皆さんの中に持っているか「入手ルートがある」という方がいらっしゃるのではないかと、お訪ねすることにしました。
皆さんに甘えてばかりで恐縮ですが、これらの二つ両方、または一方だけでも、コピーを取って送っていただける方は夲ブログのコメント欄を使って連絡してくださるようにお願いします。
初めから「コピーを送って下さい」と言いますと、二人以上の方から申し出をいただいた場合に無駄なことが出ますので、まずコメント欄を使ってご連絡くださるようにお願いします。
今回の浦さんからのコメントをいただいて思い出すのは、かつて『関口ドイツ文法』(一九七六年)を出しました所、或る篤志家から「お前はこれを知らないな」という手紙と一緒に関口の『ハイデッゲルと新時代の局面』のコピーを送られてきたことです。
私のような浅学非才が力以上の事をすると、すぐにバレてしまいます。幸い、今はネット社会で、今回は「体系構成の原理」の載っている雑誌について皆さんにお尋ねしたために、その他の欠点についてご指摘いただいた訳です。お尋ねして本当に好かったと思います。
今後もよろしくお願いします。
牧野紀之
持っているのは、武市の『弁証法の急所』への「解説」と甘粕の『ヘーゲル哲学への道』への「解説」です。
さて、残りの六件について我々で調べたところ、
・「科学と方法をめぐる対談」の載っている雑誌『唯物論』
・『「区別の弁証法」の載っている『唯物論と現代』(雑誌でしょうか、夲でしょうか、分かりません)、
の二つは入手が「かなり困難」だとわかりました。
そこでこの二件については、読者の皆さんの中に持っているか「入手ルートがある」という方がいらっしゃるのではないかと、お訪ねすることにしました。
皆さんに甘えてばかりで恐縮ですが、これらの二つ両方、または一方だけでも、コピーを取って送っていただける方は夲ブログのコメント欄を使って連絡してくださるようにお願いします。
初めから「コピーを送って下さい」と言いますと、二人以上の方から申し出をいただいた場合に無駄なことが出ますので、まずコメント欄を使ってご連絡くださるようにお願いします。
今回の浦さんからのコメントをいただいて思い出すのは、かつて『関口ドイツ文法』(一九七六年)を出しました所、或る篤志家から「お前はこれを知らないな」という手紙と一緒に関口の『ハイデッゲルと新時代の局面』のコピーを送られてきたことです。
私のような浅学非才が力以上の事をすると、すぐにバレてしまいます。幸い、今はネット社会で、今回は「体系構成の原理」の載っている雑誌について皆さんにお尋ねしたために、その他の欠点についてご指摘いただいた訳です。お尋ねして本当に好かったと思います。
今後もよろしくお願いします。
牧野紀之
まず「科学と方法をめぐる対談」の載っている雑誌『唯物論』とありましたが、この対談は東京唯研機関誌『唯物論』第50号記念に単行本として『現代の唯物論研究』の書名で合同出版社から出版されています。つまり雑誌形式ではありませんでした。
許さんの対談の相手は井尻正二さんで、この本の121~154頁に掲載されています。見田さんが死んだので許さんが新たな師匠との位置づけです。
ここで私が確認しておきたいことは、高峯一愚氏の氏の『哲学の世界 名著100選』に許さんが執筆していたことを牧野さんはご存じかということです。
許さんは、この本で『精神現象学』、『法哲学綱要』、『経済学・哲学草稿』、『ドイツ・イデオロギー』、『反デューリング論』、『フォイエルバッハ論』、『唯物論と経験批判論』、『哲学ノート』、『弁証法的唯物論と指摘唯物論』そして『実践論』・『矛盾論』を書評しております。
これらの書評は大変勉強になりました。2020/9/11
複写の申込みをしましたが、現在輻輳中で、3週間程かかるそうです。よろしければ、入手でき次第お送りしましょうか?
手元に資料はありませんが、国立国会図書館の蔵書検索などで確認したところ、次のようになっていました。
文理閣『唯物論と現代』の「区別の弁証法について」は、国立国会図書館の「遠隔複写サービス」で、書誌ID「000000067004」で取り寄せることができるようですが、現在3週間位かかるとお知らせが出ています。
書誌情報
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/7966303
申込方法
https://www.ndl.go.jp/jp/copy/remote/index.html
東京唯物論研究会『唯物論』の「科学と方法をめぐる対談」は、国立国会図書館に見当たりませんが、滋賀県立図書館にありました。
http://www.shiga-pref-library.jp/wo/opc_srh/srh_detail/4175032/
なお、「都市の主体的概念」は、ネット上でPDFで閲覧することもできます。
https://tokyo-metro-u.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=4728&item_no=1&page_id=30&block_id=164
「科学と方法をめぐる対談」が掲載されているのは、下記アマゾンで販売されている『現代の唯物論研究』(1977)かもしれません。滋賀県立図書館でも書名は『現代の唯物論研究』で表示されていました。119円、配送料550円で安いです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J8Z530/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_MHexFbP4PSQSR
「科学と方法をめぐる対談」が掲載されているのは、下記アマゾンで販売されている『現代の唯物論研究』(1977)かもしれません。滋賀県立図書館でも書名は『現代の唯物論研究』で表示されていました。119円、配送料550円で安いです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J8Z530/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_MHexFbP4PSQSR
文面から、すでに「区別の弁証法」は入手されたのでしょうか。もう少し早く見ていればお役に立てたかもしれずと思い残念におもいました。