植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

文明の利器、それはスマホですが

2019年08月21日 | 植物
iPhoneの指紋認証、あれはいけませんなー。

猛暑で、最近ではいささか土いじりが億劫になってはいますが、それでも毎日ガーデニングはいたしております。手あたり次第に草を抜き、邪魔な枝葉はカットし、害虫を潰し、ゴミ拾いから肥料作りまでやっていますと、手が荒れて仕方ありませんね。

勿論園芸用の手袋は致しますが、泥をつけるのが嫌だったり、細かな指先の作業だったりで、素手になることも度々であります。手袋もすぐに指先が切れてきますしね。手袋をつけたり外したりは結構面倒で、目に付く草は手袋する間があらばこそ、先に抜いてしまいますから。手洗いも相当な回数となります。すると手は、土に含まれる微細な粒子で削られ、乾燥と湿潤を幾度も繰り返しますので、手指がガサガサになるわけです。紙やすりをいつも触っているようなものですな。

バラに刺され、刃物も使い指は傷だらけ、結果ワタシの指紋は年中変化をしているのです。

指紋も何もあったものではなく、iPhoneは、ワタシを認識せず起動しません。すると、パスワードの入力を求めてくることになりますが、これもなかなか面倒です。

そういうわけで、すでに、パスワード入力も指紋認証も外しておりますから、ワタシのスマホは無防備そのもの。人に見られて困る代物は入っておりませんが、それでもこれは個人情報の塊でありますから、人の手に渡ると極めて危険な状況になりますね。
 ペイペイとかなんとかいうスマホ決済が普及しつつあります。よく知りませんが、すでに、モバイルバンキング、クレジット機能・通勤定期・プリペイドカード等々ほとんどの機能を備えることが出来るようです。若い人は挙って、こういう新機能を使いたがりますな。お財布代わりだそうです。
だからとこそ、あらゆる決済機能や各種の情報を一元的にスマホに集中させるのは、オソロシイというもの。悪人の手に渡れば、多くの金融資産・現預金を失うリスクになります。
 ですから、スマホを使った決済やネットでの商品購入は一切やらないと決めています。年を取るということはそれだけ、慎重になるということ。スマホのカバーのポケットにナナコカードとTポイントカードを忍ばせているのはご愛敬です。
3日に一度はどちらかがスマホが無い、どこかに行った、と夫婦で探すのもワタシたちが年を取った証拠であります。

 とは言え
いまや、万一何かあった時に手にするものの第一がスマホであります。通帳も権利証も現金もさておき、とりあえずスマホや携帯を握りしめて逃げる!これがどうやら最近の常識でありますな。災害時の安否確認や緊急連絡に欠かせません。

そういう意味で、このところのスマホは充電が長持ちすることをアピールするのもうなずけます。充電器も無く、ましてや停電、あるいは人里離れた場所での電池切れは心細さを通り越して、生命・身体の安全にも直結します。ポケモンゴーをやってたら、数時間しかバッテリーがもたない、位の不便では済まないのです。

明日から、個人的にイベント週間に突入いたします。明日はゴルフ。翌日は花火大会にかこつけて仲間達がワタシのうちに飲みに来ます。それ以外にも7.8人ほどのグループがウチに集まってちょっとした相談事もあり、来週月曜日までは慌ただしく、園芸もお習字も時間が取れそうにありません。

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ガーデンで暑くて倒れても本望、、、なわけないか

2019年08月20日 | 植物
毎日雨も降らず、35度前後の気温と、強い日差しであります。
欠かさずスマホには「熱中症警報」が複数回届きます。「運動は中止しよう」とかです。
家内からは、水分補給と休養を申し付けられており、日中ガーデニングは自粛しております。ただでさえ、暑いだ寒いだ、雨降りだと、手抜きばかりのなまくら園芸であります。朝晩の水遣りと、野菜や果物類の収穫以外は、ほとんど室内にいます。ブログや習字、スマホゲーム、室内植物のお世話(笑)と、退屈はいたしませんよ。

毎日、熱中症で亡くなる人が多いとか。あまりに多いので、個別の事案はもはやニュースにもならなくなっています。亡くなった人の多くは、室内でクーラーを使用せず(クーラー無し)そのまま重篤な状況になったようです。
もし、電気代の負担が重いとかクーラーをつける余裕がないとかであれば、悲劇としか言えません。それにしても、救急車を呼ぶのも孤独死するのも迷惑な話であります。構わず冷房をガンガンつけて欲しいものですね。この暑さももう少しで収まるのですから。

我が家の裏手に2軒の小さな平屋があります。何十年か前に建てられたトタン屋根の借家でありますが、いずれもクーラーはついておりません。90歳くらいと80歳過ぎの老婆が一人住まいです。

普通だったら、とっくにどうにかなっていると思うのですが、何か秘儀でもあるのか、ぴんぴんしています。屋内は暑いのでしょう、昼日中から道路端や土手に座って世間話をしております。
この夏はさすがに、ウチを含め近隣では大事があると困るので、それとなくこの2軒には目配りしておりますな。

さて、ガーデニングであります。本日意を決して本格的な外仕事を再開いたしました。雑草は伸び放題、バラや樹木の剪定もおざなりでした。朝から気合でやるつもりでしたが、30分も動くと滝の汗、結局休み休みで2時間も働けば良しとしましょう。
 
畑の脇が、冷房の効いたコンビニで、冷たい飲み物が売るほどあります。これで、倒れたら笑われます。

ナツメ(中国原産の皇帝ナツメ)がかなり実をつけました。去年は葉巻虫やらなんやらに葉も実も食われて一粒も食べられませんでした。今年は用心して早い段階から殺虫剤を数回散布いたしました。その甲斐あってか、今のところ害虫の食害はみあたりません。植え付け後5年になりますが、その味を今もって知りません。そろそろ限界ですな。さっき試しに一つ齧りましたが、全然早いではないか、ガジガジして甘くないわ


こちらは、植え付け後丸2年の日本最古の甘柿「禅寺丸」。予想外に今年花が咲き、20個以上実が生っています。この品種は雄花が多いので、他の甘柿の授粉樹として植えられるそうです。桃栗三年柿八年・・・あてにならんなーー
問題は、本当に甘いのか、ヘタ虫で実が傷むか、ということですね。
この手の甘柿は、他家受粉できると甘くなり受粉しないまま大きくなると、自然落果したり渋くなるという性質があるそうです。ですから、近隣に別の柿の木があると甘柿になるというわけ。この木から50M以内に少なくとも3本の柿の木が植わっているのは確認済みであります。


因みに、このブログで随分前に紹介した、超高級品種「花御所」はとりあえず、枯れたり萎れたりの兆候はなく、順調に生長しております。来年開花するといいのだけどね。

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アーモンドを収穫し、食す(までには手間がかかる)

2019年08月19日 | 植物
この春にアーモンドが開花しました。植えてから3年目になりました。
この花は、サクラ科の中では開花が早く、開花後1週間くらいは花もちします。ピンクがとても愛らしい綺麗な花であります。
(3/13撮影)

無事に受粉し、パッと見て100近くの結実果になっていました。昨年の収穫が30弱でしたから、3倍くらいの収量となるかなと皮算用しておりましたな。
5か月を経て、ようやく収穫時期になりました。

ヤニが出たり、虫に食われたりしておりますが気にしません。虫が付きやすいとか傷みやすいとかの問題は外側の果肉ですがこれは食用になりませんからね。

数えたら74個ありました。

果肉が割れてきていれば手で裂けますが、包丁でも簡単に果肉がむけます。
この固い種の中に、「仁」といわれる部分が「生アーモンド」となります。

ここまでは、そう難しいことはありません。問題は固い殻を割って、中を取り出す作業なのです。なにしろ固くて、例えば銀杏の殻割器あたりでは歯が立ちません。本場では多分専門の機械があるんでしょうなぁ。
ワタシは、これを昨年はペンチとニッパーを使って割りました。
このあと口に入るであろう生アーモンドは、梅干しの種の中の白い仁、あれと同じような風味です。    美味いですよ

栽培して、ようやく収穫まで漕ぎつけ、最終段階にきました。数からして、市販されるアーモンド一袋分です。手間や費用対効果、、、、そんなことを考えたら、園芸は出来ませんよね。
例えば一夜だけに一輪咲く花を見るために、一年間丹精して育てる、それがガーデナーたるゆえんでありましょう。

さて、ケガをしないよう注意して殻割にとりかかりますかな
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悪い野郎は都鳥

2019年08月18日 | 時事
大昔、高校生で大学受験の勉強をいたしましたなぁ。4時間寝ると合格、5時間は落ちるという「4当5落」なんて言われていました。
受験生は、ラジオの深夜放送を聞きながら、というパターンが多かったですね。
あの頃ワタシは、夜11時までには就寝、3,4時に起きて勉強という「朝型」の生活だったように思います。

早朝のラジオは、深夜のトラック野郎向けの放送のあと、聖書の番組やら浪曲やらがありました。「心に愛が無ければどんなに美しい言葉も相手の胸に響かない」という聖パウロの言葉が決まり文句でこれが始まると、白々と夜が明けてくるのでした。
もひとつの番組が講談・浪曲。なんという番組化は忘れましたが、2代目廣澤寅蔵あたりがうなっているのをよく耳にしました。

森の石松を陥れ亡き者にした都鳥一家を清水の次郎長が仇を打つという下りは聞かせどころでありました。
「悪い野郎は都鳥」というフレーズがあります。若い人は知らないか。

悪い野郎が一人捕まりましたね。高速道路上で煽り運転をして、若い運転手を殴った男です。ディーラーから借り受けた代車を好き勝手に乗り回し、あちこちで同様の危険な運転を繰り返していたとか。
昨年は、やはり高速道路上で家族が乗る車を無理やり止めさせ、ご夫婦が亡くなった事件もありました。

道交法を中心とした法規や罰則は、今の交通事情に追いつかず、悪質な運転を取り締まり厳罰に処すというシステムになっていません。飲酒運転や高齢者の重大事故もすっきりしませんね。意図的かつ悪質な運転手をもっと厳しく処分すべきでしょう。違反の罰金を高くするだけではいけません。

一昨日から競輪開催中です。ワタシの会社が賃貸しているコンビニは、競輪場から至近の立地であります。競輪場の駐車場は大きなレースになるとすぐ満車になりますね。すると、コンビニの駐車場に「ポンっ」と車を置いて車券を買いに行く輩が増えます。半日位停めていくあくどいおじさんも少なくないのです。店長は以前は警察を呼ぶこともありましたが、結局は民事不介入、こういう施設に長時間駐車しても排除できないし、法的にも損害賠償なども請求できないのです。
 トラブルになるといけないので、結局は泣き寝入りとなりますな。終盤、競輪のレースがはねると、うちの駐車場を突っ切って国道を横断しようという車も多いです。

 また、生活ごみを持ち込むなんてのはざらです。家から家庭ごみを持ってきてゴミ箱に捨てるのは、まだかわいい方です。路上や場内に、引っ越しで出たと思われるような不燃ごみ・粗大ごみを投棄することも多いのです。

全く、悪いやつが多いです。
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まだやり残したことがあります。前を向いて進まねば

2019年08月17日 | 植物
 昨日の早朝は、台風の余波もあり湿った強い風が吹いておりました。さすがに散歩やジョギングの人影もまばらでした。今朝は打って変わって好天で、さわやかな風に変わり、5時頃には多くの方たちが相模川の遊歩道や土手の散歩道にいらっしゃいましたね。
健康上の必要から、早朝散歩&ジョギングを始めてた、1か月が経過しました。
以前、横浜に住んでいた頃、根岸森林公園に、出かけることが多かったのですが、目的や行動はみんなまちまちでも、生活や人生に前向きに取り組んでいるという印象を強く受けました。

ボクシングなどのスポーツトレーニング、病後のリハビリ、養護施設の子供たち、犬の散歩などなど、それぞれが思い思いの洋服と行動をとっていました。こういう人たちは、将来をきちんと見据えて夢のある人生を送っているに相違ないと思いましたよ。

わたしの朝散歩がいつまで続くやらわかりませんが、せっかく始めた健康法でもありますので、しばらく自然体でやっていこうと思います。

続いていると言えば「お習字」。
定年退職後半年を待って、若いころから勉強したかった書道を始めました。以前から子供の親繋がりで、素晴らしい先生がいらっしゃる、と聞いておりましたから、迷わずその門下に入りました。今から3年前です。

九成宮禮泉銘(楷書)、蘭亭序(行書)、風信帖(行草書)、書譜(草書)、曹全碑(隷書)
、石鼓文(篆書)と進み、最近ではずっと「高野切」を手本に仮名文字の練習でに明け暮れておりました。

目的も目標もありません。若いころ、そこそこ字が上手と言われたこともありますが、所詮我流でしたから、きちんと文字を学び書きたかった。それだけであります。たまに、なにかの展示会に出品は致しますが、これはあまり興味が湧きません。
おかげで、ずーっと、書を楽しんでおります。好きで気ままにできることこそが長続きの秘訣(上達の秘訣ではありません)です。

人生の中で、やり残していることが一つあります。それは、大学に行きなおして、ちゃんと卒業することです。若いころから、大学を受験したり、どこかの学校に入学する夢をたまに見ます。今になっても時折学校で勉強したり、学内で何かを探す夢を見ます。

ワタシは、某国立大学を一応卒業したのですが、意に添わぬ学部で興味を持ちえない学科を履修し、ほとんど勉学に励むこともなく、講義も滅多に出席することがなかった、怠惰で不埒な学生でした。ギリギリで必要単位は取りましたが、その4年間というものは、自分にとって空疎にして不甲斐ない学生生活だったのです。
心の底に、その負い目・悔恨の気持ちが払しょくできぬまま、今に至っております。忘れ物をした感じがぬぐえないのです。

60歳を過ぎて学べる大学はほとんどありません。あっても経済学・人文化学など文系で、一般入試になります。これからの入試勉強は、さすがにしんどいです。
出来れば、植物学や農学を学びたいのですが、、、、入試に受かっても、4年間通学するというのは、制約が多くて現実的ではありませんね。

通信講座しか手がないのかな?
うーん、それでは忘れ物を取り返すことが出来ません
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