植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

これでやっと一息つける 自治会から卒業だ

2023年02月28日 | 雑感
卒業式のシーズンになりました。このワタシも、あとひと月で、自治会の仕事から解放されます。二年前、自治会の理事の順番が回って来て、うっかり会長を引き受ける羽目になってまもなく任期満了を迎えます。コロナのおかげで、いくらかはイベントや会議が減り、運動会や卒業式などの学校関連の行事にもいかずには済んだのです。しかし、雑用やら煩わしい会合・資料作成・いろんな相談事・弔問などなかなか大変な役回りでありました。

地元の小中学校の卒業式もこの2年間出席せずに済みました。ラッキー(笑)

正直言って二度とやるもんか、であります。面倒くさい人が多くて口ばっかり(笑)。自分では何もやらないくせに、人のやること言うことにいちいちけちをつけるのはほんとやめて欲しい。役員・理事でもないのに、自治会で決めたことを無視して勝手に人を集め指図するのも困りもの。実務や折衝・会議の半分以上はワタシ一人でこなしているのに。

先日もかなり大きな問題が持ち上がりました。小学生の子供が市外の私学へ通っている親御さんが、当地区の子供会(育成会)の会長に内定したことが問題になったのです。根本にあるものは「少子高齢化」、若い人が少なくなり自治会や地域の行事などの担い手がどんどん減っているのに、行政や古くからの自治会長さんたちが今まで通りに事を運ぼうとすることに限界が来ていることにあります。特に役員や会長のなり手が居ないのが深刻で、市や自治連がうるさく口出しするのでますます敬遠するのです。ワタシもその一人でありますが。

今まで、地区子供会会長は、地元の市立小学校の児童の親にしか就任して貰っていない、と自治連(地元の各町のとりまとめ組織)の会長が横やりを入れたのです。自治会とは別組織なので、独立している子供会は子供会で独自に決定できるのですが、地元の名士で、当地域のドンである自治連会長の意向には逆らえません。結局は、会長に他になり手が居ない状況は変わらず、自治連や自治会長抜きの子供会総会を開き、会長職は空席のままになるようです。

一年間の決算と次年度予算を盛り込んだ総会用の資料を作成せねばなりません。新理事の役員選出と各部への部長や役職への配分も待っています。来月だけで10件程の会議や行事があります。会長用に前渡しのお金の明細書を作って清算しなければなりません。今朝も4時からすでにあれこれ仕事に掛かっているのです。

そんなことも、あとひと月の辛抱です。会長を務めると翌期には「相談役」として自治会の会合などには出る習わしになっているようですが、もう沢山、すでに相談役の就任は辞退することを仄めかしております。

幸か不幸か菩提寺の世話人を引き受けているので、これを口実に自治会や地元の役職はすべて固辞するつもりです。今までの不義理はこの2年で十分償いました。園芸や書道・篆刻・ブログ・メダカと多くの趣味でそれでころではないのです。また、コロナ次第ではありますが、いくつかの旅行も企画中です。

なんとかこの一か月を乗り切り、静かに、後を濁さず、次の理事さん方にお任せするのが良かろうと思うのです。
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