植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ブログを休んで久しぶりに昼寝

2023年02月17日 | コロナ
何か月ぶりかでブログの更新を怠りました。
原因は体調不良でありました。
昨日の未明にのどの痛みで目が覚めて、いくらか倦怠感や熱っぽさを感じたのです。その前夜に、寒気がしてくしゃみを連発、お風呂に入っても体が温まらす違和感がありました。このところの真冬に逆戻りの天気ですっかり体が冷え、風邪を引いたと自己診断をいたしました。

丁度、手持ちのひと月分の飲み薬も終わるので、いつものクリニックへ前回の採血結果を聞きがてら朝一番で行きました。8時半の受付開始なのに、待合室には一人だけ、いつもならもう6,7人は先着している患者さんが座っているはずなのです。そして、1番の人が受付でしばらく会話をしておりました。どうやら風邪かコロナか発熱しているようで、受付で、11時に来てくださいとかナントカ押し問答をした結果、そのままいなくなりました。


そして2番札のワタシが呼ばれて、いきなりの質問が「のどの痛みや鼻水はありますか?」でした。はいそうです、鼻かぜ引いたか、喉が痛いのです、鼻水は寒さもあって年中で、いつもそうですよ。すると、サッと受付の看護士さんが顔色が変わり、「只今は発熱やのどの痛みの患者は診れないことになっています」と仰るのです。抗原検査も11時からで、診察室に入れませんとのこと。

「いやいや、風邪で診て貰いに来たわけではありません、いつもの薬を処方してくれれば黙って帰ります、ついでに採血検査結果だけ貰います。」とお願いしました。あんたが喉が痛いか聞いたから正直に答えたまで、と言いたかったのですが。熱をチェックして貰ったら36.5℃。ワクチンは何回打ちましたかと聞くので、うー-ん、5,6回かな、と言ったら、6回は実施していませんですって(笑)。

長く通っているので顔なじみでもあり、先生に聞きますといって引っ込みました。まもなく先生が顔を出して、奥のオープンスペースで診ましょう、となりました。聞けば、コロナもさることながらインフルエンザも増加しているので、「発熱外来」に行かないと診察できないのだそうです。だから、熱はありませんて

喉を触り口の中を見て、ただの風邪だと思いますから、お薬出しておきます。だそうです。だから、風邪ひいて具合が悪くて来てるのではないんですって

薬局にも直接入り口から入らないで、インターフォンで呼び出し、症状などを説明してください、とやけに厳重なのです。そして1番札のオジサンは、なんと薬局の屋内に入れてもらえず朝の寒空の中、おもてのパイプ椅子で待たされていました。それじゃ症状が悪化するでしょうに・・・

そんなことがあって薬を貰って帰ったら、すっかりやる気を失い、人に迷惑を掛けず、自力で気合で風邪は治そうと思ったのです。何か月ぶりかで、二時間ほどぐっすり昼寝をしました。昨日は、自治会の会議がありましたがキャンセル、本日の書道教室も欠席にしました。今更抗原検査やら抗体検査をしても仕方ないのです。その信頼性は低く、コロナに感染していても3割くらいしかヒットしないと聞いていますから。

しかし、聞いてみると当平塚市でも、市内の小学校がインフルエンザで学級閉鎖をしているそうです。以前からインフルエンザの毒性は強く、コロナより死者数は多い、とされております。コロナで感染対策のおかげでそのインフルエンザがこの2年間大幅に減少したのも公表されているところです。それが、ここにきて緊張感が緩み・規制が緩和され警戒心が薄れたのです。

つまり、医療現場は相変わらず季節性の風邪とコロナとインフルエンザの大流行で逼迫していることに変わりはないのに、政治家は、もう終わった、でよくね?という姿勢に変わっています。「2類相当」から、季節性インフルエンザ並みの「5類」に分類が引き下げられるようです。

「海外では、屋内でもマスクをしている人はほとんど見かけない。」とか、個人の判断でいい、とか室内でもマスクは不要とか、えらく鷹揚でのんきなことを言い出しました。こういう誤ったイメージやメッセージを出して、世の中の人を誘導するのを「印象操作」や情報操作と呼びます。プーチンが、ロシアの戦勝を正当化し、いまだにかくかくたる戦果をあげていると国民に信じ込ませるのと大した違いはありません。
 
中国がゼロコロナ対策を転換した瞬間から、とんでもない大流行になり、人口の半分以上が感染したと観測されています。火葬場には行列が出来て死人が何万人も増えている(一説によると100万人近くが死亡!)のです。

ワタシは、自分がコロナで重篤になったり後遺症が出たりするのはいたしかたない、と思います。ですが、多くの日本人と同じく、同時に周りの人に感染させることによって自分と同じリスクを負わせることになってはならない、と考えるのです。

単なる風邪だと思いますよ。自分の体の事は自分が一番わかります。でもね、もし万一コロナに罹っていたら、と思うととても人に接触できないと思うのです。というわけで、本日も仕事場に籠り篆刻と書道で一日を過ごすのが、分別ある大人なのだといたしましょう。
コメント (2)
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