植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

春、間近 花が咲き始めた

2023年02月24日 | 植物
本日も大変忙しいのです。

午前中は書道教室があり、昼過ぎには自分の確定申告のために、先代から懇意にしている税理士事務所の方が書類を取りに来られます。たいした処理では無いので、確定申告など自分でもできますが、そこは「おつきあい」、なにかと昔から無理を通して貰って迷惑をかけているので、いくらかでも報酬を支払うのが大人の対応だろうと思ってお任せしているのです。

面倒な話は当方も時間がかかるので、安直に本日は最近の花を紹介いたします。(最近は手抜きのブログになっていないか?と反省しておりますが)


この冬は痛恨の出来事がありました。一番の寒さとなった1月中旬に、温室のヒーターのコンセントを抜いて二日間放置してしまったのです。そのわずかな間にずっと大事に育ててきた「プルメリア」2鉢などが致命的なダメージを受けてしまいました。十数個の熱帯性の植物の鉢物を屋上の温室に入れて冬越しさせていたのですが、全滅に近い状態になってしまいました。水を切ってなんとか生き返ってくれれば、と願っていますが・・・・

熱帯性ではない在来種ならば寒さに強く、屋外でも春が近づくとぽつぽつ花を咲かせてくれるのです。

まず、この時期の花の代表はクリスマスローズ、俯き加減でひっそり咲く日陰の花です。

黄色い艶のある花びらはリュウキンカです。プランターの中でほったらかしでもちゃんと生きていました。

言わずと知れた水仙。4種類ほどの水仙をあちこちちょっとした隙間に植えています。香りが素晴らしく、故郷九州の実家に咲いていました。

この時期マイガーデンが寂しいので、ルピナス二鉢を買ってきました。寒さに強く暑さに弱い、おそらく当地では一年草になるでしょう。
ん?これは何だったか、いつの間にか花が咲いておりました。

熱帯性の中でも廊下や室内に退避させている植物たちは、無事でここにきて花を咲かせてくれています。
これは、ハナキリンの園芸種「八福神」は大輪種 で斑入り、とても華やかで楽しいです。

こちらはインド原産の「ルリハナガサ」今年は、環境が偶然よかったか沢山花が付きました。

待望の「ウコンラッパバナ(ソランドラマキシマ・Cup of Gold )」が咲きました。掌よりずっと大きな大輪の花であります。中南米の熱帯地方原産のつる性の植物、日本では沖縄あたりでは自生するらしいですが、大きく伸びて育つので内地では植物園くらいしかお目に書かれません。バナナやココナッツに似た香りを放ちます。残念なことに、一日で花が落ちてしまう儚い定めでもあります。


目立ちませんがこんな可憐な花もあります。「ミッキーマウスの木(オクナセルラータ)」です。明るいオレンジ色の花、鮮やかな緑黄色の葉っぱ、赤い額に黒い実をつけ大変賑やかな植物です。

これ以外にも、シンビジウム・君子蘭・ハオルチアなども次々に花蕾をつけ始めました。問題は、一度も咲こうとしない「イランイラン」と「ロンガン」という熱帯の花。なんとか今年こそ咲いて欲しいと願って水やりしてきました。
コメント
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