植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

毎日いろいろなものが届く 楽しみが一杯💛

2022年06月05日 | 篆刻
数日間、篆刻から遠ざかっておりました。
旅行やら園芸やらメダカ育成などで、どうしても篆刻・書道の時間が取れず、筆は2週間ほど握っておりません。

昨日は早朝から、出遅れたブドウのジベレリン処理、フェイジョア・スイカの人工授粉・ジャガイモ・ニンニクの収穫など溜まっていた仕事をこなし、昼前にはちょっとした約束を果たすため家内と出かけたりして、あっというまに午前中が過ぎました。それでも、手すきの時間が15分あればとりあえず作業場に座って石を彫ります。一昨日から昨日にかけて徐三庚さんの陽刻を一つ仕上げました。もう一つ取り掛かっているうち、書道のオープンチャットで知り合いの方から篆刻制作の依頼があったのを思い出し、そちらも準備に入ろうかと思います。更に、印泥が欲しいという仲間もいるので、状態がいいものを見繕ってメンテナンスして差し上げようと思います。

メダカのエサやりと水替え、宅配便の受け取り、自治会の役員との打ち合わせがあるのでどうなるかしら、と思いながらブログの更新が中断し、結局は昨日は更新が出来ませんでした。自治会の役員さんから届けられたのは町内の民生委員の「選考委員会」の書類で、これを候補者のお宅に持参して記入してもらい、ワタシがその推薦理由を追加記入するのだそうです。余計(大事)な仕事が増えました。

宅配便でワタシの隠れ家に届いたのは、先日落札した篆刻印であります。2個口、全部で2,900円ささやかですが、ワタシにとってはお宝、値打ちものであります。すべて印箱に入っており、一番左の印は未刻の印材(落札価格110円!)獅子紐(持ち手の飾り彫り)があるよく磨かれた巴林(パリン)石 で箱なしでも千円程度で売られているものです。
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他の印材は、「露山人・翠雨」さんなどの側款があるや刻字印など数点であります。印影は特徴的で趣もあり恐らくそれなりの篆刻家さんの手によるものと見えました。暇を見て、石の種類、側款の名前の作家や刻字を調べてみようと思います。露山人は魯山人 とは違いますが・・・・
 3千円足らずで、いい大人があれこれ思いめぐらせ、印の由来や価値を値定めして鑑定の真似事が出来る、なんと安上がりな道楽ではありませんか(笑)

そして昨夕、家に戻ると今度は大きな宅配便が届いておりました。一見して「お酒」でありました。差出人も、もう見ずともわかります。九州大分の中学校の同級生です。先日彫って差し上げた4人分の篆刻印のお礼でありました。

ワタシ一人では到底飲みきれるものでは無く、体を悪くします。いつもよくしてくれるお向かいさんと分けました。


忙しくても、一番好きな篆刻を優先しており、雨降りの今朝は早朝から仕掛中であった徐三庚さんの摸刻を先ほど彫り終えました。
左が印譜、右がワタシの印、寸分たがわぬ摸刻は不要であります。偉大なる先人の残した印譜に見える技法・空間の活かし方、字形の妙などを学べれば細かいところは気にしません。

どうやら天気予報は1週間ほど雨、入梅でありましょう。今日は印泥の整理とメンテナンス。自治会のイベント用の資料作成、篆刻、それからしばらくさぼっていた書道の稽古、こんな予定であります。おぉ、そうだ、たぶん今日は先日ヤフオクで落札したメダカの卵と、2,300円で落札した真贋不明の「栄寶斎」の印泥が届くはずです。もしその印泥が本物だったら3万円以上の価値がある超高級品なのです。

雨でも、楽しみが一杯、シアワセ一杯の一日になって欲しいものです。
コメント
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