植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

あー、ホント腹立つなぁ なんで大学生に行くかなぁ

2020年10月25日 | スポーツ
ワタシなら、山下舜平大か中森をドラフト1位に指名します。

 ドラフト前夜の状況から「佐藤輝明・早川・高橋宏斗」に最低8球団が行くのが確実視されています。広島は伝統的に高卒を単独狙い、恐らくベイスターズは確実に取れる慶応大の木澤、日ハムは回避して伊藤大海一本釣りに決まったようです。ヤクルトも直前になって、投手単独指名にかじを切ったようですね。

 巨人が事前情報通り佐藤輝明に行ったら、くじは連戦連敗の12球団最低の勝率ですから、確率2,3割のくじは当然外すに相違ありません。次に、外れ1位は有望株の中森・山下・小林・来田・小深田・西川などの高卒、若しくは五十嵐・牧秀吾などの大社に集まります。するとまた抽選になります。

 もし、くじを回避し確実に上位評価の選手を獲得するには、外れるのを見越して最初から先に、上から5,6番目の評価の選手で我慢すべきなのです。もし外したらさらに泥沼で、外れ外れ1位、こうなると、ドラフト指名1位はパスに等しくなります。

 何より、4年続けて、ドラ1、外れ1位の連続くじ外しという轍を踏んではならないのです。ここ7,8年、まともにドラ一にふさわしい選手は獲得できず、結果は惨憺たる有様でした。例えば、昨年のドラ1、2は12球団で唯一、巨人だけが一軍の出場はありません。その前の年のドラ1高橋がここでやっと、数試合登板、その前年のドラ1、2などは全く戦力となっていません。今年の巨人のトップ独走などは奇跡に近いのです。

 確率論や統計学的にも競合を避けるべきなのです。経験値というより算数の世界でありますな。どんなにいい選手であっても、獲得できなかったら描いた餅、頭悪すぎ、アンタラは目が曇っとる、すこしは学習能力を身に付けろよ、とワタシのお友達のKヘッドコーチ(自称)が申しております。

 佐藤選手は確かに松井秀喜やソフトバンク柳田クラスのパワーヒッターであります。しかし、ワタシの目には確実性が低い穴の多い打者に見えます。スケールが大きくてもバットに当たらなければ何もなりません。大学通算リーグ戦通算打率が.287というのは物足りません。昨年秋季リーグで13試合、打率.188というのも、いかにも打てていませんね。
 アマチュアでこの程度ではプロの投手は打てません。大学生になってからこの成績では、競合覚悟で行く価値があるかちょっと疑問なんです。スカウトや編成の責任者たちは打った場面の動画ばかりを見ますが、ほんとは凡打や空振りに注目すべきなのです。ワタシも実際に見たわけではありませんが。(笑)

 ともあれ、それぞれの球団にとって、数年或いはもしかしたら数十年の戦力になり得る選手獲得ができるか、という最も重要な会議・イベントであります。プロ野球を目指して家族ぐるみで、汗まみれで頑張ってきた選り抜きの若者が、人生の分かれ道になるかもしれない瞬間が明日やってきます。
 
 ワタシ達、プロ野球ファンは勿論、このドラフト会議を心待ちにしてきました(10年来期待は裏切られ続けていますが)
巨人応援団としては、高校生投手単独指名!!というサプライズを待っていますが、ダメでしょうなぁ。

 ただし、ただしですよ、もしかしたらすでに外れ1位の隠し玉があって、「佐藤君を外しても問題ない、当たればラッキー」というシナリオが出来ている可能性もあるのです。だとしたらそれは東海大の「山崎伊織」ではなかろうかと、密かに考えています。大学生としてはトップ3に入る力があり、世が世なら早稲田の早川投手を凌ぐほどの右腕なんです。しかし、今年6月に右肘のトミー・ジョン手術をやりました。それで、社会人に行く予定だったのが、今月急にプロの志望届を提出したのです。更に、東海大野球部は直近で「麻薬事件」を起こしております。原監督の母校でもあります。他球団は恐らく東海大は敬遠するに相違ないのです。もしかしたら周到な「囲い込み」か???

 大学生は駄目だとは主張してまいりましたが、そこはそれ、本音を言えば、本当に実力がある即戦力ならウエルカムであります。

高校生に行かない場合のワタシの予想(あくまで虫がいい期待)
こうなったら死んでもいい(笑)
1位 まさかの佐藤輝明の当たりくじ
2位 山崎伊織
3位 東海大相模 西川
4位 大分 川瀬(ワタシの実家の近くの出身)
5位 田沢(MLBからの帰国)
6位 シャピロマシュー


コメント
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