植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

(駆け出し)初老ブロガーが呟くの図

2020年10月05日 | 時事
ここのところ、何とはなしキツネにつままれたような気分であります。この、役にも立たない、脈絡なく書きっ散らかしたブログに来られる方が増えています。

 先月末あたりから、今までの2、3倍の訪問者があったという分析データが残っているのです。パチンコで言えば「確変」に突入したら、6連チャン目に入りました、という感じでしょうが。特に何をしたでもなく、いつもと同じ雑駁なテーマ、いい加減な内容で、変わり映えがするはずも無いのです。増えたといっても、せいぜい1日約200人なのではありますが。

 ブログの事情に疎く、しかもこれで1円の収入も得られるわけでもないワタシにとって閲覧者が増えようが減ろうがなんら影響はありません。
 勿論ブログの励みにはなりますが、一方で数多くの方の目に触れる以上、あまりテキトーな内容や不愉快になるような表現は差し控えなければ、とやんわりとしたプレッシャーがかかる程度です。

 何故、急に増えたかは謎です。誰もが読みたがる入魂の記事を上げられるわけもなく、どれか特定のブログ記事に、閲覧が集中している気配もありません。ワタシを知る誰がが大勢に見に行くよう宣伝したか?・・それはあり得ない。システムが変わって、ダブルカウントとか水増しが行われたか。気づかぬうちに、一般にアピールしてアクセスしてもらう操作を行ったか、でしょうか。

 いや、もしかすると、ワタシの政権批判の記事が目に留まって、要注意ブログ・人物として政府にチェックされるようになったか。あるいは中国の習さんの悪口や北の将軍様を悪し様に書いたため、マークされたのかもしれません。ナイ ナイ (笑)


 それで、ツイッターであります。これは、ワタシの理解では、著名人・企業・言論人などが、日常や世間の動きに対して、感想・意中の思いなどを、対外的にアピールできる便利な道具であります。ということは、なんにも社会的な存在意義がないワタシら市井の人間にとっては、ツイッターにエントリーする意味もあまりないのでありますな。

 ブログと違って、長い文章も不要、むしろ短いセンテンスで、効果的な極端なメッセージを発信するのがメリットであります。スマホ使いにうってつけのツール、日に何度もどこでも参加できるメリットがあります。
 発信者にとっては、より明確で過激で目立つ内容が都合がいいのです。目的が、自分が他者とは違うんだよ、とかこんな卓越した意見を持っている、こんなことも知ってるんだ、というような自己アピールだからですね。

 それが金銭目的・売名行為、支援者・ファンに対するサービス、など様々でありますが、少なくともじっくり考え調べて、世の中の為に良質な意見や情報を提供する方は少ないように見えます。例えるなら、居酒屋で、相手を言い負かすための売り文句程度に見えますな。なにかの意見交換と違い、口論や普段の世間話などと同じく、言いっぱなし、というのに近いのです。
 ツイットは「呟く」、つまり相手がいるかいないかは関係なしに、独り言であります。それを見て好き勝手に思いついたことを口にする(リツィート)するというようなことのようです。出し手が自分本位のアピール、読み手が短文に対して感覚的に反応する、すると「炎上する」が日常茶飯事になりますね。

 きちんと順序だてた理論構成も無く「呟いている」のですから、文脈もへちまもありませんはね。沢山の人に見てもらえばいい、からです。

 トランプさんのTwitter、これは、いろんな意味で画期的でした。公式な声明や、会見、議会などで発言すべき内容を大統領が思いつくままに述べるのですから。間違っていても嘘でも、責任はありません。世間の反応を見極めながら政策に取り入れ、自分の主張を一方的に流すのが目的です。

 北方領土は戦争して取り返すと言った、酒乱国辱低能高学歴馬鹿議員がいます。『どうしてこんな奴をクビにできないの?』と思わず呟きますね。公式な場で失言、暴論、差別発言を繰り返した自民党のキャバ嬢もどきの議員は、ブログだかツイッターで謝罪(笑)。
 餃子屋を休業に追い込んだホリエモン、闘病中の高須先生、自分のことを棚に上げて人の批判を繰り返す舛添さん、恐喝まがいで芸能界から締め出されたおバカキャラのタレント、高学歴なお笑い芸人、こうした色物・はみ出し系の人たちのツイッターなどの情報発信に食いつくマスコミや芸能人も多く、面白おかしくニュースソースに取り上げてきます。『こんな奴等のツィート、相手にしなけりゃいいのに』とエアツィートいたします。

 「一言の重み」はどんな美辞麗句に優ることがあります。「ささいな言動・事象がその全体を体現する」ことも事実です。だからと言って、文脈不明の短いメッセージが万能であり、それだけをあげつらうのはいかがなものでしょうか。さらに炎上させ、激しく非難し謝罪要求までも。それこそ、発信者側の思うつぼだったりもします。なにしろ、存在感をアピールするのが目的の人が多いのですから。

 わたしは、お陰様でブログを始めてかれこれ1年半余りになります。勿論ツイッターはいたしません中身にはてんで自信も無く、恥ずかしい限りであります。恥を忍びつつ、本ブログにぽつぽつ拙文を上げることが日課となっております。
 ちゃんと、根拠と理由・実体験という裏打ちを元に、言いっぱなしではなく、見知らぬどなたかと声なき会話を交わし、わずかでも何かがその相手に伝わってくれればと、つい長文を連ねております。
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