植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

IWC 国際捕鯨委員会の脱会ですってよ

2019年06月30日 | 時事
本日も雨。昨日予定していたぶどう棚の増設も、降雨のためそのままになっております。

今日は、夫婦だけの会社の2か月に一回の会計処理。ちっぽけな会社なので、会計も、給料や家賃支払いのほかには
わずかな経費支払いしかありませんので、経理担当もおりません。小遣い帳程度の出納帳をつけたら領収書と一緒に、税理士さんに送っておしまい。
半日もあれば事足りるので、人件費もかかりませんね。

本来、会社の経理や総務というものは、なかなかに大変でございます。一人でも従業員がいれば、様々な
労務的な事務処理が発生します。毎日のように動く勘定(入金と支払い)にそって、伝票が起票され
現預金の出納帳をつけ、元帳に記載します。毎月各種の社会保険料や納税もあり、決算書作成や税務申告
人事管理も入れると、とても一人二人では間に合いません。うちみたいな零細は、従業員ゼロ、会計処理は会計事務所に委託が一番簡便で
コストがかからないのです。これで8年近くなんの問題も無く過ごせております。
税理士さん他、皆様のお陰であります。

G20が大阪ではじまりましたね。
ドイツのメルケルさん以外は、どことなく楽しそうです。どうしても片づけなければならない問題などはありません。
皆が、めいめい好き勝手なことを主張し、仲良く写真を撮って握手するのが仕事みたいなものです。
強制力のある発議や責任を負うような決め事は無く、共同宣言を出して、めでたしめでたしとなります。

とはいえ、主要国のトップが個別に話が出来る絶好の機会でもありますから、普段仲良くできない国同士でも
少しは融和の糸口とか歩み寄りのきっかけになって欲しいものですね。

そういえば、とうとうわが国は、本日をもってIWCから脱退するそうです。クジラを食べる習慣のない国が捕鯨を
禁止し、日本の伝統漁業である商業捕鯨も長年休止しておりました(わずかに調査捕鯨のみ継続していたようですが)

シーシェパードという自然保護団体が、過激な抗議行動していたことでも注目されました。もとはと言えば
かつて欧米が鯨油目的でクジラを乱獲し、個体数を減らしたのが主な原因でした。日本がわずかな鯨食ために捕鯨したのは
全体からみたらわずかなことでありました。世界的なクジラの個体数は年々増加しているようです。一説によれば
哺乳動物だから漁業の対象にしてはならないとか、鯨を食べるのは野蛮人だとかの理由もあるようです。

牛肉やまぐろは良くて、鯨はダメ、という理屈がどうにもわかりません。個人的にはさほどクジラ肉を食べたいわけでは
ありませんが、欧米の理論・理屈は、結局は自分たちの栄華のためには何でも許されるが、他国の振舞にはケチをつけると
思われてなりません。現にマグロは乱獲して地中海ではだんだん獲れなくなっているようです。

第二次大戦前夜、日本は、かの国際連盟を脱退いたしました。これとは、性質も内容も事態の大きさも全く異なります。
今回、これを想起するのは杞憂ではありますが、どことなく嫌な感じにはなります。

蛇足ながら、あのイルカ漁は、いけません。あの地区の人の生活や食事ために日本人全体が野蛮で残酷なイルカ漁をしている
と思われてしまいます。なんらかの手当はするにしても、あの伝統漁は国が禁じるべきだと思いますよ。
コメント
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