植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

騙されてはならない

2019年06月09日 | 植物
当地平塚では、振り込め詐欺の被害や、電話、詐取金の口座から現金払い出しなどが多発していると
みえて、一年中「平塚市広報」拡声器放送で警戒を促しております。もっとも、こちらはこだまのように
反響してよく聞き取れませんが。年間数百億円という個人のお金が詐欺集団に流れているのですね。
巷では、散々手口や犯罪実態を訴えて防止に努めているのにもかかわらず、増加の一途です。

騙されることは、日本人に多いのでしょうか。何かあやしい話をすると、中国人は「嘘だろ」といい
日本人は「それ本当に」と聞く。お人好しの日本人に対するジョークですね。

所得がある高齢者の老齢年金減額を廃止する方向らしいです。ちょっと聞くといい話に聞こえますね。
年金を減らされるのが嫌で、働かないという人が多いので、働いても年金上げます、という結構なお話。

以前縁があった会社で、80歳過ぎた兄弟が経営していましたが、こういう人たちは、単なる老害にしか見えません
でした。体は動かず、会社の資産を食い物にしてました。それでいて多額の年金を手にしていたわけです。
ワタシの勤務していた金融機関でも、役員経験者は厚遇され70歳過ぎても給料があちこちから貰える仕組み
になっていました。トップと言えば、天下りのお役人で、何歳になろうが「名誉会長、会長、顧問、相談役」などの
肩書で何人も居座っていました。しかも専用の運転手付きの車まで手放そうとしませんでした。
ある時、その秘書役の人に数年間一度も出席しない公職(あちこちから肩書で理事や役員に要請される充て職というやつです)
があって、「なんで辞任しないの?」と聞いたら、「ああいう人は、肩書が好きなので減るといやがるのよ」と仰ってました。・

公務員、とりわけ国家公務員は退職後の処遇が大変よく整備されております。関係団体(特殊法人、なんとか協会、なんとか機構等々)
が山ほどあって、そちらでゆうゆうと老後の給料を確保するために設立したり、使命が終わっても整理せず残したりします。
現役時代の役職に応じて報酬、部屋、車、出勤形態などが決まっており、秘書が付いたりします。
当然仕事なんてものは、あっても朝何分かで終わり、あとは新聞や雑誌を読みふける、みたいなことで一日が終わります。
この元お役人達は、優遇された年金もあり、副収入・天下り先からの報酬もあって、余裕しゃくしゃくなはずですが、
それでも、まだ、年金を増やしたいのですか、とあきれてしまいます。

時の為政者、あるいは行政が、自分たちに不利益な施策を打ち出すわけがありません。
「騙されてはなりませんよ」


「コンロンカ」が咲いております。これは、寒さに弱く、乾燥にも弱い実にひ弱な植物で、ちょっとした環境の
悪化にも落葉したり、花をつけなくなったりします。春と秋だけ外に出して、あとは室内がよいみたいです。

前に難易度が高い植物で「アジアンタム」を紹介しましたが、他にも「のぼたん」「ラナンキュラス」「ホクシャ」など
私的にはとても扱いにくい植物があります。これらはまた別の機会に。

コメント
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