植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

認知症の予防法

2019年06月03日 | 植物
梅雨の走りというのでしょうか、小雨がチラついたり湿気を帯びた冷っとする風が流れてきます。
雨は、基本的に歓迎です。水やりしなくても済みますし、野菜のほとんどは、湿った土を好みます。
しかし、トマトやスイカは長雨が大敵で、トマトは実がはじけたりしますし、スイカも根腐れが心配。
日照りになればなるほど、甘くなるといいますね。
ブドウも、雨降りの度に、様々な病気が発生するので気が気ではありません。

ここのところ、認知症のことを考えることが多くなりました。
自分の親戚筋にあたる人や仲間などで、認知症を発症したり、疑いがあるといわれている人が何人か
居ます。自分の年回りからして、少しずつ忘れっぽくなってくるのはやむを得ないわけですね。

認知症・・・以前は「痴呆症」と呼ばれていました。誰しも認知症にはなりたくないと思っています。
この病気が世間で注目され始めたのは有吉佐和子さんの1972年出版の「恍惚の人」であろうと思います。
いじわるなお舅さんが、認知症になり、主人公は介護をするという話で、映画化もされました。
社会的に「痴呆症」が認知された画期的な小説でした。

自分では、意識も知能も失われ、動物化していき人間としての尊厳を失って、周囲に迷惑をかける、
こんな最期を迎えたくはないのです。

病理的な疾患としては「アルツハイマー型認知症」が最も有名ですが、実はいろんな原因や症状によって
何通りかの病名があるようです。これらは、「つける薬が無い」のが現状で、発症や進行を遅らせるのが
一般的な治療法みたい。

年相応であれば、「ボケてきた」とか、耄碌したとかになりますか。経年劣化と思えばいくらかは受け入れざるを得ません。
使わないと退化する、というのも大きな要因ではないかと思います。連れ合いを無くすと、話し相手が居なくなり
テレビばかり見ているうちに、あっという間にボケてきた、という話を聞きます。ワタシなんか、普段終日土いじりして
いると、ほとんどしゃべらないので、声がしわがれたり出にくくなります。
そういう、生活自体に由来するボケは、ある程度予防することが出来ようと思っております。

そこで、自分が忘れやすくなっていないかとか、自分の行動に変化がおきていないか、セルフチェックするように
しております。知っているはずの俳優の名前を思い出したり、昨日食べたものを自問するとかね。

病的な認知症になると、周りが気づくらしいですが。

ならば、いかにすれば認知症にならずにすむか、それがわかったらノーベル賞です。
ワタシが盲信している予防法はただ一つ、スマホゲームをやることです。ゲームにもよりますが
集中力や一瞬の判断・操作が求められるゲームをやると、脳が活性化するのは間違いなさそう。

なので、ワタシは長年にわたり「ツムツム」を嗜んでおります。恐らくそれが始まった、2014年から
ほぼ一貫して遊び続けています。んーと、今年は何年だ・・・
かれこれ5年間プレーしてることになりますね。
一時はすべてのツムツムを収集して、それ以上BOXからツムを落とせない「フルコンプリート」状態にまで
到達いたしました。これまで、どんだけ人生の時間を浪費したか、と考えるといささか忸怩たる思いが
よぎらないわけではありませんが、病気予防と割り切ってしまいます。
このツムツムについては、あるささいな不注意により、昨年7月にすべてのデータが初期化されるという
過去振り返ってもざらには無いくらいのショックを受けました。これを機に卒業するつもりでしたが
諸般の事情で、ゼロから再スタート(ミッキーマウス一匹からこつこつとツムツム集めをする)ことに
なりました。

あくまで、認知症の予防ですから。


コメント
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