植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

5月から令和元年になりましたね

2019年04月01日 | 時事
 昨日は、わが巨人軍が、久しく勝ち越せなかった広島に連勝!、高校野球では、郷里の大分から出場している「明豊」が、延長サヨナラでベスト4に進出。さらに地元湘南ベルマーレが清水に快勝して、J1の5位に浮上と、文句なしのいい一日でしたな。この程度で一日がとてもいい日だったと思える、それが老齢期を迎えるワタシたちの充足感です。
 まだ、子供のころ九州大分には、民放が1つか2つしかありませんでした。プロ野球の放送は巨人戦限定で週2,3回でした。昭和30年代は「巨人・大鵬・卵焼き」と好かれるものの代表の一つでしたが、九州などの地方では放送されているから巨人フアンが数多くいたわけです。
 あと、野球に限らず、強いチームのファンになる、というのも精神安衛生上好ましいことです。贔屓のチームが強いと、勝って気分がいい確率が高いわけで、逆に、年中負けている弱小チームを応援してもがっかりすることの方が多いでしょうから。昔から「勝ち馬に乗る」という諺もありますな

 相撲は、昔は他に娯楽が少なく、NHKで放送していたからみんな食い入るように観ていたけれど、今や我々の年代の仲間ですら話題になりません。国技なんておこがましいと思います。今や、そう真面目に信じているのは相撲関係者とNHKの人ぐらいじゃないでしょうか。国技を定めている法律も閣議決定も無いわけです。そろそろ、相撲を興行と割り切る時代になりつつあるのではと思います。少なくとも昭和のテレビ黎明期の遺物です。
 さらに言えば、相撲取りの病気や短命が気になっております。「職業病」と割り切っていいものでしょうか。日本人がどんどん寿命をのばしているご時世に、平均で60歳前後で亡くなっていることに異を唱える人が居ないのが奇異に思えます。

 平成は、個々人にとってはともかくとして、日本全体からすると、停滞・衰微・閉塞といった言葉で表現せざるを得ません。確かに昭和以前に比べると、戦争のない平和な時代だったと思います。しかし、バブルの崩壊を端緒に、国債残高の急増、少子化と人口減、社会保障費の増大、非正規雇用の増加などなど、ネガティブなイメージしかわきません。増税と所得減、株安、暗い世相の中 東日本大震災はじめ、大きな災害も続きました。

 それで「令和」

 平和を希求する意思が明確で、語感もよく、いい元号ではないですか。これで、首相に忖度して「安久」なんて案が飛び出したらどうしようと思っていた国民も大勢いたのでは。平成の命名時は、天皇の崩御の後で、すべてが自粛ムードの中でした。平成の間延びした読みにも、若干の違和感もありました。そろそろ夢のある日本になってほしい、という皆さんの願いや期待を具現できる世の中になって欲しいですね。

 少し残念だったのが、菅さんの発表会見でした。ここは「閣議で検討した結果、西暦に一本化し、元号を廃することといたします」とやって欲しかったなー

 なーんでか
 それはね、4月1日はエープリルフールだから
コメント
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