植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

新潟はコメどころだけあって、米菓も有名なんですね

2019年04月29日 | 植物
GWを利用して、子供たちが帰省してまいりました。
愛犬のスミレは、初めて見る身内、とりわけ孫二人には相当なインパクトがあったようで、
甲高い声やさまざまなコンタクトにぐったりしてるみたい。それでも、ワタシたち夫婦には甘噛みして
じゃれてくるのに、孫達には、大人しくされるままになっており、決して噛もうとしません。




中身はこれ


新潟で暮らす長男たちのお土産が、この笹団子。
米粉の団子にヨモギが練りこまれており、粒餡、こし餡が入っています。これを、笹で包んだのがミソ。
笹は、昔から殺菌効果がることで知られております。

時代劇で旅の道中に頬張る白いおむすびは、笹でくるまれています。
越後の虎(龍)で名高い上杉謙信の軍勢が携行食にしたと伝えられる郷土色豊かな食べ物ですね。

作りたてのお団子は大変美味しくて、地元でも行列ができるとのこと。

さすが米どころ、新潟では日本酒も美味しく、どこのレストランや小さな食堂でもご飯はふっくらもちもちで美味しいので、
大資本のチェーン店とかファーストフード店はあまりはやらないそうです。

三幸製菓、亀田製菓、ブルボン、新潟製菓等は、全国的に有名な製菓会社ですが、これらはみんな新潟県の
会社なんですね。知らんかった。知らなくても、ハッピーターンや柿の種なんかはみんな大好き。

雨は上がりましたが、昨日から相変わらず北の風が吹いてきて空気がひんやりしています。

バラの盛りは、もう少し先になりますが、その分花もちもよくなって、咲いたバラががんばって散らずにいてくれます。



これは、「マリアカラス」、さすが往年の歌姫の名前を貰っただけのことがあり、蛍光色とも形容したくなる
ショッキングピンクの花は、オペラ座でライトと喝采を浴びる煌びやかな姿を思い起こします。
実は、ウチのマリアは2代目で、屋上に鉢で育てていたら、春になっても芽吹かず、株元がぐらぐらになりました。
まさか、と思って鉢をひっくり返したら、コガネムシの幼虫が20匹以上いて、根を食い尽くしていたのです。

コガネムシは、土中に潜って産卵します。孵化すると幼虫たちは腐葉土を食べるので、腐葉土・たい肥を大量に漉き込んでいる
果樹やバラの根っこが大好きです。一緒に根も食するので、植物はたちまち弱ってきます。落葉する秋以降に
発生するため、気が付きにくいのです。以前、盆栽を手掛けている農家のおじいさんとその話をしていたら、
「去年4鉢だめにした。」と半泣きの顔になりました。その気持ち、わかるなー

結局、泣く泣くバラ株は処分しましたが、「マリアカラス」の艶やかさが忘れられず、昨秋購入したのです。

こちらは、「ヘルシューレン」 四季咲きの優しいピンクのバラ。その姿同様ふんわりとした香りがいたします。
なんといっても、このバラの特徴は斑入りの葉です。バラは、花だけでなく、葉も素晴らしいのですよ。
照葉の綺麗だし、春に真っ赤な新葉が一斉に上がってくると、それはそれは美しいものです。

斑入りの葉をもつバラは、ちょっと珍しいですね


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする