植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

春風と陽光が気持ちいい

2019年04月11日 | 植物
 この季節としては極めて珍しい冷え込みと、山間部、関東から北の降雪でした。大慌てで耐寒性のない鉢植えの植物を屋内に退避。
3月から入れたり出したりと、なかなかの手間ではありました。

 今朝は一転して快晴、柔らかな陽光が差してきて、やや湿り気のある春風が実に心地よいです。一年に何日もない好日といえるでしょう。
緑が日に日に濃くなる庭を、こうして眺めていられることの幸せよ。

いつか自分にお迎えが来たとき、こんなにも穏やかな心境と景色の中で最期を迎えられたら、と思います。

朝は、やりかけのキュウリの苗を植え付けました。キュウリは、なんといってもツルを這わせるネット張りが大事だと思います。風で揺すられると株元がグラグラします。
これが、根の成長を妨げ、最悪はツル自体が損傷します。植えたらしっかりとした支柱を建て、ぴんとネットを張り、ネットの下部が動かないようピンで固定します。
自家製のボカシ肥料をしっかり施し、風通しを良くして、うどん粉病対策をとれば、だいたいは収穫間違いなし。生産農家と違って、自家用に少しと近所へのおすそ分けで十分なので
2本の苗があれば事足ります。

海老根(東洋ラン)が咲き始めました。これは開花苗を一昨年九州で買い求め、飛行機に乗ってウチにきました。CAのお姉さんが、鼻をクンクンしてました。
バブルの頃は、珍しい品種は数十万円の高値で取引されたらしいです。人の山に分け入っては乱獲が後を絶たなかったといいます。
いまでは、沢山の株が出回り、安いものは数百円で買えます。
日本の気候に適していますから、鉢でも地植えでも育てられますが、春から秋までは半日陰、常緑樹の木の下なんかがいいです。
花の香りも素敵で、強いですよ。



こちらは、以前紹介したキンリョウヘン(金両辺、または金稜辺)の開花です。ミツバチが集まるかが最大の関心事です。日当たりのいい周りに花が咲いている場所に置きました。
もし、来なかったら、この界隈にはミツバチは生息していない(養蜂家が居ない)との証明になります。



こちらはサクランボの花。ナポレオンという花粉が多い品種で、授粉樹用に植えました。昨年来十数本の果樹苗を植えましたが、幸い全部が若葉を出しています。




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