すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【第2次森保ジャパン】対照的だった南野拓実と中村敬斗【10月シリーズ】

2023-10-19 14:13:46 | サッカー日本代表
余計な雑念がシュートをミスさせる

 カナダ、 チュニジアと対戦した10月シリーズの南野拓実を見ていると、どこか彼には「気負い」や「焦り」があるように感じられた。

 どういうことか?

 これは南野をめぐる状況を考えればわかりやすい。ただし推論だ。

 所属チームのモナコで昨季不振だった彼は、今季、就任した新監督が彼を理解する馴染みのアドルフ・ヒュッター監督に代わった。

 で、彼に合わせてポジションも変わり、プレイしやすくなり絶好調になった。その流れで落選していた日本代表にもまた選ばれた。

「ここで絶対に結果を残し、代表に定着しなければ」

 彼はそんな心境だったのではないか? で、その強い思いが逆に気負いや焦りとなり、肩に力が入って肝心のシュートチャンスで決められないーー。

 こういうメンタルの流れが手に取るようにわかる。

 比較対照すると理解しやすいのが、中村敬斗だ。

「氷の心臓」をもつ彼はシュートを打つとき、まったく余計なメンタルの動きに左右されない。雑念がない。平易な言葉でいえば「平常心」でシュートすることができる。だからあんなに高確率でゴールを決められるのだ。

 とすれば南野が代表に定着できるかどうかは、どこまで彼が「無の境地」になれるか? にかかっているような気がする。

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