すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【サッカー日本代表】日本の「常識」は世界の非常識

2017-12-18 06:01:02 | サッカー日本代表
W杯は日本が「格上」とやる場だ

 日韓戦が終わり「やれやれ」と思ってCWCを見ると、グレミオがレアルマドリー相手にハリルそっくりのディフェンシブなサッカーをやってて笑ってしまった。要するに「世界標準」の常識ではこうなのだ。

 世界標準では、「格下」のチームがはるか「格上」のチームとやるには大抵こうする。守備を重視し、インテンシティで勝負しようとする。ヨーロッパの2流国や3流国はみんなそうだし、強豪から弱小まで序列があるクラブチームの世界だって同じだ。

 さて、じゃあ日本がW杯で戦うのは自分たちより格下ですか? 格上ですか? って話だ。

 きっと世界で唯一、日本人だけが相手はレアルマドリーだっていうのに「ハリルジャパンには創造性が足りない。美しくない。もっとショートパスを丁寧につなぎ、バックパスも多用しながらポゼッションを高めて行かなきゃダメだ」みたいなことを言うんだろうなぁ(呆)

 いえ、相手はレアルマドリードなんですよ?

 グレミオはなんでああいうやり方してるか、日本人は意味わかってますかぁ? 

 わかりやすくいえば、W杯での日本の相手はコロンビアやポーランドなのだ。中国や北朝鮮じゃない。コロンビア相手に、Jリーグでやってるみたいな1〜2メートルの死んだような弱いショートパスをチマチマつなぐ小さいサッカーで勝てるわけがない。

 じゃあW杯で格上と戦う日本はどんな戦い方をすべきなのか? グレミオ方式に決まってる。それが世界の常識なの。

 日本の常識は、世界の非常識。逆に世界の常識は、日本の非常識。わが親愛なる日本人はみんなハリルがやってることの「意味」すらわからず、ただわめくだけ。

 やれやれ。
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