某オクで入手の古い(と思われる)京浜電車をレストアしました。
記事にしてもあまり参考にならない気がしますが、こんなのもたまには如何でしょう?
入手状態はこんな感じ
「鬼嫁命令終活処分品」というものですw
しかと受領いたしました・・・
特に記載も標記もありませんがどうみても京急の旧型電車
バイブルたる「スタイルブック」に2両の図面が載っており、これを見ながら作ったと推察されます。
入手時には塗り替えて自由形にでも
と思っていたのですが、見ればみるほど京急電車であり、窓ガラスを剥がしたりが面倒なのでそのままレストアすることにしました。
車体側面の痛みはほとんどなく、雨樋の一部を作り直した程度です。
紙のメクレなどは木工ボンドをちょっと塗って戻します。
塗装ハゲや部品を撤去した部分には近い色を筆塗りしています。
・・・ちょっと違うけどまぁ気にしない(汗
灯具類と、ランボードが中心からずれて付いている屋根を作り直すことにしました。
下回りは台車が無いダケなので、手持ちの日光の台車をそのまま取付。
デ71の方にアルパワーを搭載しました。
インサイドギアのマウントにそのまま取付が出来ました。
他に連結して似合う車両も無しとベーカー式カプラーを取り付けてみました。
屋上についているランボード(厚紙)を思い切って剥がし、グレインペイントを全体に塗りました。
・・・ザラザラになりますが正直かなりオーバースケールなので、普通はおススメしません。
でも、この模型には丁度良い塩梅で、ついでに木目の目止めにもなります。
デ51は屋根には元々何も付いていなかったようですが、ポールカーとして再生することにし、IORI工房のトロリポールを取り付けます。
こんなに安い16番の集電装置があるでしょうか?
適当にプラ板で台座を作り完成。
巨大なオヘソライトはそのままの予定でしたが、カプラーがぶつかるのが判明したので撤去
尾灯と共に、アルモデルのホワイトメタル製品を使用しました。
こちらも廉価なので気軽に使えます。
屋根はクレオスのオキサイドレッドのサフを全体に塗装。
よく見るとかなり怪しいですが、京浜電鉄のデ51の完成です。
一方のデ71(湘南デ1?)もランボードを追加
こちらは屋根にパンタ取付穴があったため、爪楊枝を突っ込んで埋めました。
・・・瞬着で固定して削り、グレインペイントを塗れば分からなくなりますw
パンタは手持ちのかなり古い、かなり大型のパンタを採用しました。
・・・ホントはPS14などでしょうが手持ちナシ、トミックスのTDKでは雰囲気ナシという由
この手のかなり古いパンタは線が太く、現代の模型に付けるには不自然ですが中古でも結構高いですね。
皆さんも私同様レストア用に探すのでしょうか?
こちらも同様にアルモデルの灯具類を付け、赤い屋根、黒いパンタにして復活。
窓が不思議な構造(デ51はこれが正解)で、中桟が異様に太いですが雰囲気はあります。
残念ながらいつ頃か不明ですが、紙質や木片の床下機器など、相当古い作品と思われます。
ウン十年は眠っていただろう2両の電車
台車とパンタを付けて復活しました。
精密模型ではなく民芸品に近い仕上がりですが、コレはコレで評価されるべきかなと。
眺めて触っているほどに愛着が湧くような作品です。
元々高価なものではありませんから、飾ったり走らせたりして楽しむのが良さそうです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます