ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

加古川大堰

2017-03-30 15:09:13 | 兵庫県
2017年3月25日 加古川大堰
 
加古川大堰は兵庫県加古川市の加古川本流河口から12キロ上流部にある可動堰で、建設省近畿地方建設局により1988年(平成元年)に建設されました。
現在は国交省近畿地方整備局が管理を行い、加古川の洪水調節、既得取水権の補給及び適正な流量の確保、上水道用水の供給を目的としています。
加古川大堰の堤高は6メートルで河川法上のダムの要件である15メートルに及びませんが、特定多目的ダム法に基づき特定多目的ダムとして建設されたため、法律上もダムとして分類されています。
 
加古川左岸の県道18号線沿いに走ると加古川大堰が見えてきます。
県道沿いの大堰記念公園に駐車場がありここに車を止めて見学をします。
 
左岸下流から
左手が加古川大堰、右手は支流の草間川水門。
 
草間川への逆流を防ぐ草間川水門
ゲートに書かれた魚がかわいい。
 
主ゲート5門、調節ゲート2門、微調節ゲート2門、魚道ゲート2門で構成されます。
 
天端は歩行及び自転車の通行のみ開放されています。
 
 
左右両岸に魚道があります。
 
上流から。
 
総貯水容量は196万立米。
 
右岸の取水口
上水道用水が取水されます。
 
1521 加古川大堰(0888)
兵庫県加古川市八幡町中西条
北緯度分秒,東経度分秒
DamMaps
加古川水系加古川
FNW
MB
6メートル
422.5メートル
千㎥/千㎥
国交省近畿地方整備局
1988年



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