ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

呉地大池

2017-04-13 15:46:00 | 広島県
2017年4月8日 呉地大池
 
呉地大池は広島県安芸郡熊野町にある灌漑用の重力式コンクリートダムで、ダム便覧によれば広島県の事業で1958年(昭和33年)に建設されました。
 
県道174号線の皇帝橋から呉地4丁目の集落に入り呉地川沿いの隘路をひたすら進むと道路の右手に呉地大池の堤体が現れます。
自由越流式洪水吐1門の坊主ダムで薄く越流しています。
 
堤体や越流面は時代感ありありのコンクリートですが、樹木が邪魔でダムを真下から見れるポイントがありません。
 
右岸上流から。
 
古いダムによくみられる円形の取水設備。
 
天端は立ち入り可能。
 
 
天端から。
 
総貯水容量6万3000立米の小さな貯水池です。
 
右岸から天端と取水設備。
 
堤体のコンクリートは竣工から60年経過した時代感がありあり、ダム周辺も広島特有の松林が広がりなかなかいい雰囲気。
あいにくの天気が残念でした。
 
3563 呉地大池(0916)
岡山県安芸郡熊野町呉地地先
二河川水系関川
15メートル
100メートル
管理者未確認
1958年


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