マーケティング力。

最近トンネタが多くて自分で自分がちょっとウザイのですが（笑）、これまでの人生の中で全く絡むことのなかった世界をちょこっとのぞいてみて、思わずうなってしまうことがたくさんあります。
（※トン＝彼らです。漢字４文字で書くと異常なアクセス数になってしまうので、ひっそりと語りたいときは検索でひっかからないようにさせていただきますね）

彼らを語るとき、彼ら自身の気が遠くなるような努力や忍耐について避けることはできませんが、あえてそれをちょっと横に置いて考えるとき、彼らをとりまく絶対的なマーケティング力があることに驚かされました。

ＣＤはじめ物販のセールスの仕方、広報の仕方、ファンの心理を捉えたたくさんの細やかなサービスetc。
例えば地元コンサートの初日にグッズを買うために並ぶ人たちの列を見て、ぶっちゃけグッズはネットでも買えるのにどうしてあんなに早くから何時間も並んでいるのだろう？とか思ってたんですよね。
そしたら、会場に行ってみてナットク。レシートがこんなことになってたりするわけです。
どんな安いものを買ってもレシートはもらえるので、ついついメンバー５人分のを集めたくなっちゃいますよね。
あと、ＣＤを買うと1500円ごと（だったかな？）に１枚ポスターがついてくる。４種類ありました。
ＣＤもたくさんバージョンがあるので、いろんな選択肢の中から自分のお財布の状況に応じて選べたりと、自分に合った楽しみ方ができるのが嬉しい。

それから、クレジットカード。もちろんメンバーの写真がついたカードです。
初年度年会費無料は当たり前ですが、カードを１度でも使えば翌年も年会費は無料。
「ＩＤ」もついているので、コンビニでジュース１本でも買えばＯＫ。
しかもジュース１本買っただけでも、送られてくる明細書には、プレミアムカード（メンバーの写真８バージョン）が１枚ついてくる。
それだけでも嬉しいのになんとそのカード、リバーシブルになっていて８枚集めて裏をつなげるととても素敵なことに。（専用台紙ももらえます）
ファンなら思わずカードを作りたくなってしまいますよね。

どんな業界であれ、成功するマーケティングというのは、購入者の幸せにつながっていることが大原則なんだなと思いました。
提供側と買う側が幸せを共有できるのは嬉しいことですね。
そして買った人の期待を裏切らない中身であることは何よりも大事ですよね。

エイベックスの松浦社長はご自分のブログで、社長自らたくさんの情報提供をしてくださっています。
コンサートの楽屋の様子をアップしてくださったり、ファンのことをいつも考えてくれていることや、アーティストへの敬意なども伝わってきます。
ファンの気持ちを逆なでする某劇団のボスとはエライ違いだ（笑）

さて、話は最初にちょっと出た彼らの努力や忍耐のことに戻りますが、関西地区では今夜（毎日放送：土曜深夜28:00～28:55）の　Channel-a（エイベックスの情報番組）で、そんな彼らのインタビューが放送されるようです。
この４年間の辛かったことも語ってくれたりするんでしょうか。