たけこの部屋

観劇と東方神起が好きです。

告別式

2007-06-29 23:52:43 | 日常
こんな一族も(昨日の日記参照)、今日は本当にみんな泣きっぱなし。

昨日の納棺の時もすごく悲しかったけど、告別式、そして出棺の時のお別れってどうしてあんなに悲しいのでしょう。
祖母の顔の周りからみんなでお花を入れてみんな口々に「おばあちゃん、ありがとう」と語りかけました。

小さいときの祖母との楽しかった思い出とか、
いっぱい可愛がってもらったこととか、
いろんなところへ連れていってもらったこととか、
走馬燈のように蘇って涙が止まりませんでした。
祖母の表情はとても安らかで幸せな夢を見ながら眠っているようでした。

いとこ達(男ばっかり)も、目を真っ赤にして泣いていました。
孫はみんなおばあちゃんに本当に可愛がってもらったもんね。

祖母は20年ほど前に私がエジプト土産に買ってきた指輪をたいそう気に入ってくれていて、その指輪をしたまま息を引き取ったので、出棺の時もその指輪をしてくれたままで嬉しかったです。

火葬場の8番の扉に祖母の棺が入り、ガチャン!と扉がしまった時、
いちばんおばあちゃん子だったいとこがむせび泣いて、彼を見るのが辛かった。
お骨を拾ったあと、彼は骨壺の入った箱をそっと大事そうに抱いて、「小さいときしょっちゅうおばあちゃんに抱いてもらったから今度は僕がおばあちゃんを抱いてあげる番だ」と言っていました。

人はよく自分の誕生日に亡くなるといいますが、祖母も誕生日の6/24に一度危なくなり、なんとか持ちこたえたものの、3日後に亡くなりました。
そして、私が「おばあちゃんが生きている間は何があっても頑張って働こう」と心に決めたことも、祖母の亡くなった日が実質私の退職の日となり、なんとも不思議なものを感じます。

祖母のお気に入りだった私の夫も、祖父と一緒に祖母を迎えにきてくれていると思います。
コメント
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