夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

新たな201歩目に向けて!

2012-02-13 12:40:23 | 剣道
 昨日、ほぼ丸一日、剣道に関わっていた私。朝一番に子どもたちの試合についていき、それが終わったのは夕方。家に着いたときには16時をまわっていた。1時間半横たわって休憩し、夜の稽古会はカミさんが連れて行くはずだった。しかし、一日中剣道場で座って観戦していたためか、下半身が完全に冷えて固まってしまい、足はつりそうになるし動きづらい。1時間くらい寝たいと思っていたのに寒さで眠れなかったので、仕事の準備が出来ていないといじけるカミさんに替わって連れて行くことにした。乗りかかった船だ、一日つきあってやる!半ばそういう思いで出発。だが、これにはもう一つ理由があった。試合会場で師範に「最近お父さん(私)が仕事で剣道を見に来ない日が多いから(子どもたちが)たるんでいる!」と叱られたのだ。確かに忙しい。なかなか顔を出していない。しかし先生が仰りたいのはそれだけではない。五十肩で長いこと大人の稽古会からも戦列を離れている私に対して「早く直して復帰せよ」と仰りたいのである。素振りも出来ない状態の左肩。全力で走ることの出来ない足と体力。この状態で大人の稽古会に顔を出したのでは、先生方に申し訳ないと思って欠席すること約半年。現在リハビリ中の左肩はようやくゆっくりと素振ることが出来るようになってきた。以前五十肩の話をしたら「170日は痛いぞ!」と脅されたが、本当に痛かった。まさかこんなに続くとは。ストレッチしながら左肩が思うように動かないことが歯がゆい。いろいろなことをやれといわれて出来ないと悩む子どもの気持ちがよく分かる。
 大恩ある師匠、皇學館大学剣道部範士九段鷹尾敏文先生のお話の中に良寛様の言葉があったのを思い出す。「つきてみよ ひいふうみいよお い~む~な~や~ ここのとお とおとおさめて またはじまるを」子どもたちと蹴鞠をついて遊ぶ良寛様のお話だが、一から始まって十で終わってまた一へ戻る、という歌の中に「修行に終わりはなく、最後までいったと思ったらもう一度基本に返って最初からやってみよ。また違うものが見えてくる。更にうまくなって自分の新しい『道』ができるまで求め続けよ。」と先生の解釈を交えたお話を聞かせていただいた。大学剣道場での最後のお話だったか退任記念講演だったか武道の最終講義だったか、とにかく最後のお話だったので感銘を受けたお言葉の一つである。前置きが長かったけれど、つまり基本に返ることが大事、と言いたいのだ。肩が痛くて竹刀が振れない。稽古から遠ざかってしまった。みんなは「やめるのか?」と聞いてくるがそんなつもりはさらさらない。でも、今までと同じようには動けない。ならば、最初からやり直せば良いではないか?初めて剣道部に入った小学校5年生の時のように、竹刀の握り方から教わったあの時のように。最初からやり直すことで違う何かが見えてくるかもしれない。
 剣道だけではなく、仕事も一緒。同じことを続けてマンネリ化してきたと感じるならば、初心に返って最初からやり直せば良い。学習も一緒。分からなくなったら基本に返って最初からやり直せば良い。初心に返ることが大事である。我が子の剣道も、つばさの子どもたちも、躓いたら初心に返れ!!
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