夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

1学期が終わりました。

2012-07-18 19:02:56 | 教室経営
 あれよあれよという間に1学期が終わってしまいました。私としてはやりたかったことの半分ほどしかできなかったので、とても不満ではあるのですが、何せ文書などを準備する時間が作れなかった自分の要領の悪さが悪い。転勤をしたばかりの年はそんなものだと周りの皆さんは言いますが、今まで持っていた文書を新しい学校に合わせて書き換えることがこんなにも大変だということは、3度目の転勤なのだから分かっていることであり、もっと早くから取り組まなければならなかったという反省は否めません。しかし、前任者の築き上げてきたものを全て見届けないうちから、自分のやり方を打ち出していって良いのかと、ずいぶん悩んだことも、いろいろなことが出遅れた原因。まずは息つく暇もなく1学期を終えられたことに感謝しましょう。
 新たな取り組みはまだ実現していませんが、この学校でのデイキャンプを実現することと、各学校を回りながらどのように切り込んでいくことができるかということ、そして、発達の通級と手を結ぶということ。しかしながら、昨日の言語・難聴の会で、とある実力者の校長先生から手を差し伸べられたことからも、この発達通級とのコラボレーションは、我々下々の教員が理想だけで突っ走ることの「危険」を物語っていることが分かります。周りの協力を得なければ、せっかく正しいと思ってやってきたことも、全て水泡に帰することになる。それを感じた夕べの会合でした。慌てず、段階を踏んで、徐々に築き上げていかないと。果たして今の私の性格で「ゆっくりと地道に」なんてことができるのだろうか、不安です。今年の環境が、いろいろな意味で、新しい取り組みを始めるのにぴったりの状態で、来年度では体制が変わることも分かっているので、焦る気持ちがそのまま出てしまっているわけです。何とか今年中に決着を、と逸る気持ちをどこまで抑えて行動に出られるかが、これからの私の課題です。大きな渦の中に飛び込もうとしているのだから、用意は周到にしなければならないのでしょうね。無策で飛び込めばブラックホールに吸い込まれる小天体のような目に遭うことは想像に難くないです。逆に自分がブラックホールになって、いろんなものを吸い込んで成長して行くことができればいいのですが。中心から光のジェットを吹き出すことで有名な乙女座のM87銀河のように、吸引力も大きく成長できれば「ブラックホール」も悪くありませんね。あの光のジェットが「ウルトラマン」を生み出す元にもなったわけですから。どこまで光り輝くことができるかな?誤植でM78と逆になったことが定着して、そのまま小さな散光星雲で終わらないようにしたいものです。
 何はともあれ、この夏はいろんな人たちと語り合い、自分の考え方を広めたり膨らませたりできる夏休みにしたいと思います。暫くは教室経営のお話から逸れていきますが、夏は剣道ネタが増えるかな?それほど活躍できるといいけど・・・。
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4 コメント

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大好き「こだま教室」 (あ~ちゃん)
2012-07-18 22:30:10
本当にあっという間の一学期でした…子供だけでなく親として学ぶ事もたくさん詰まった「こだま教室」でした。通級指導教室の本来の意味というものも改めて知る事ができ、知識なさ過ぎの親として恥ずかしくもあり、再びこれからの進路を考えるきっかけにもなりました。逆に、その事ばかり考えてしまって今日1日、意味もなくブルーな気分になってしまいました(>_<)親としてのプレッシャーなんですかね?とりあえず、夏休み ゆっくり考えてみます。ありがとうございました…
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私と関わる人を (夢野翼)
2012-07-18 23:55:17
管理人の夢野翼です。2月に、二つ前の教室の教え子が、次の、つまり前の教室の教え子と繋がって、顔を合わせたこともない人同士がネット上で、私という人間を挟んで繋がっていることを実感して、それ以来、ブログのサブタイトルを「私とつながる人たちのためのブログ」としました。これまでに4校渡り歩き、通級指導教室の担当歴が大半を占めるようになりました。どこに転勤しても、子ども達が卒業して大人になっても、私は永遠に皆さんの担当者であり、皆さんは私にとって永遠に教え子とその親御さんです。大切な繋がりは私から断ち切ることはしませんので、いつまででもご相談くださいね!頼られた時にきちんと答えられるように、しっかり勉強しておきたいと思います。どんな些細なことでもお話を伺います。前の教室でも1年で特別支援に移ってもなお、毎年デイキャンプに参加してくれた親子もいます。私との繋がりは、永遠に切れませんよ!
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久々にお邪魔しました (まる)
2012-08-09 23:33:49
毎年ディキャンプに参加させて頂いていた親子です。
教室を変られたのでブログは無くなっているのでは・・・と思っていたので継続されていてホッとしました。
言語教室は子供だけでなく親にとっても必要な場所でした。
教室に通えて良かったです

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そう言っていただけると (夢野翼)
2012-08-16 09:43:20
今まで90人近い子どもたちとその保護者の方々とを見送ってきましたが、だいたいどの親子も「通級して良かった」と言っていただいています。もちろん全員ではないので、「期待通りの効果を得られなかった」親子もいらっしゃることでしょう。ただ、決して勘違いをしていただきたくないのですが、通級しても、努力するのは「子ども」本人です。私や保護者の方は当事者ではありません。周りの大人は「見守る・アドバイスする」以外に出来ることはありません。ただ、保護者の方は、家庭や周囲の環境を整えてあげるという大役があります。そのためのアドバイスをさせていただくことはあっても、私が整えるわけではありません。つまり「通級する」とは、言葉のことで悩む親子が、自分の決断や取り組み方を、外部の人間(通級担当者)に語ることで「背中を押して」もらうためにあるのです。通級して良かったと思えるのは、親子の取り組み方が良かったということです。自信を持ってください。
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