夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

渡せなかった通知表・・・

2014-12-08 16:11:14 | 教室経営
 今までに、通知表を直接渡せないことは何度もあった。通知表を渡すべき最終授業日に相手が風邪を引いたり、学校行事と重なって通級できなかったり、連れてきてくださるお母さんにアクシデントが起こって来られなくなったり、その理由は様々。共通していたのは、全てが「相手方の都合」によるもの。
 ところがついに、今回は自分がポカをやらかしてしまった…。得体の知れない感染症にかかり、それと闘うべくなのか、常に7度3分から8分位を行ったり来たりの状況になってしまった。咳も出る。顔の形が半分変わってしまっている。それが、普通に健康な子ども相手の最終通級授業ならば、マスクをして無理矢理にでも授業をしただろう。通知表を渡す最後の日だからという理由だけで。まだ3学期も来る子どもなのに。しかし、この子は翌日から入院し明後日手術を受けるのだ。私も小さな手術を何度か受けているから、少しでも熱があったり、咳き込んだりしている場合は延期になることを知っている。ただでさえインフルエンザが流行り始めたこの時期に、大きな手術を全麻で受ける子どもの身になって考えると、小さなことでも心配事はない方がいい。悩みに悩んだ挙げ句、昨日のうちに授業の休講を決断し、ご自宅へ連絡を入れる。辛かった…。手術の前にいっぱい勇気づける話をしてあげたかった。リハビリの心構えもつけさせたかった。何より、他の子より一足早い通知表、一つ一つ説明して、頑張ったところを褒めたかった。先ほどタクシーを捕まえて彼女の学校へ届けてきた。担任の先生と校長先生からお認め印を戴いて、無事本人の元へと届いたのだろうか?お手紙も入れておいたんだけど。読んでくれたかな?健康管理のできなさ加減は今に始まったことではないけど、涙が出るほど悲しい気持ちになったのは、片眼失明して娘を泣かせたとき以来。自分のせいで仕事に満足いく取り組みができなくなってきたら、そろそろ引退を考えないといけないかな…。
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