夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

OB達の進路報告

2012-02-24 18:55:02 | 教室経営
 中学3年生のOBが、自ら進路報告にやってきました。専門学校への進学が決まったと、嬉しそうな顔で報告する彼。その表情は自分でこじ開けた未来への扉に対する希望に満ちあふれていました!!たくましい表情です。さぞや親御さんも安心して喜んでおられることでしょう。本当におめでとうございます。彼の前途を祝して、私から言葉を贈りました。私が師匠から贈られた言葉をふたつ。ひとつは剣道の師匠鷹尾先生の教えである「直心是道場」。素直な心で修行すればどこでも道場たり得る、という言葉ですが、私は彼にこのように説明しました。「自分がやりたいという素直な気持ちで勉強すれば、どこにいてもどんな状況でも勉強できる。自分の道を追い求めることが出来る。」と。彼は一時期学校へ行くことをためらい、勉強する機会を逃していたことを後悔していたからです。やる気になった今こそ、素直な気持ちで勉強するときだと教えたかったのです。そして、もう一つの言葉。それは大学の卒業論文指導の恩師である農学博士・宗林正人名誉教授から授かった言葉「一隅を照らす人になれ」というものです。誰もがやりたがることや誰にでも出来ることを当たり前のように追い求めるのではなく、自分にしか出来ないこと、他の人が見向きもしないことに目を向けて隅々に光を当てる、そんな生き方をしてほしいという思いを込めて。私が感銘を受けた学生時代の恩師達のお言葉を、私の言葉に置き換えて彼に語りました。
 2月の頭頃からOB達からのいろいろな相談や報告が入るようになりました。進路が決定したという報告から、これからいよいよ進路の決定に向けて活動を開始するという相談まで、来週にもそのような相談が入ります。つばさを卒業、終了した子どもたちが、こうして巣立った教室を懐かしく訪ねてくれる。疲れた翼を休めに来る親子もいれば、この先の未来へ更に飛翔するために立ち寄る親子もいる。この教室を、いえ、私をそのように頼ってくれる人たちが大勢いることがとても嬉しく感じる今日この頃。巣立つひな鳥を送り出して、遠くまで羽ばたいていく姿を見守る親鳥のごとく、また、困ったときに立ち寄ることの出来るサービスステーションのような役割も兼ねて行くことが出来るように、私自身ももっと勉強して、精進していかなければと思いを新たにするところです。来年度は初心に返って、一から勉強をし直そうと思っています。今までの取り組みを一度改めて振り返る、やり直す、生まれ変わる、そんな一年になるようにしていくつもりです。皆様には是非ともそんな私を応援していただきたいと思います。
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