夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

スポーティブ・ライフ月間剣道大会

2018-10-06 21:22:52 | 剣道
 体育の日にちなんで数年前から名前を改めて始まった「スポーティブ・ライフ月間」剣道大会。募集要項が夏休みの稽古の終了後に来たため、うちの剣道部からは出場募集に間に合わなかったのですが、剣道部の6年生が2名、習い始めた道場での参加をしてきました。娘の参加もあったため、試合の観戦をするべく、朝から露橋に出向きました。
 参加者は800人越え。大きな大会です。小学1年から大人まで、部門別に分かれて凄い数のトーナメント。一番多かったのは中学男子です。ページ数にして3ページあったということは、およそ300人近い出場だったのでしょう。中学女子が次に多くて2ページ。5~6年生も同じくらいおりました。出場者の少ない1~2年生の部と高校女子の部などが最初に行われて、その後中学女子と5~6年生の部の出番です。試合が始まったのは11時くらいでしょうか。
 まずはうちの娘が試合の先陣を切りました。中学女子の部。中3で部活も引退して、受験勉強まっただ中。しかも、定期考査を間近に控え、ここ1週間以上、剣友会の稽古に参加していません。そんな奴が勝てるわけが・・・。と思ったら、出場選手の大半が1~2年生で試合経験も少なかったのでしょう。秒殺圧勝。やるじゃないか!と思ったら、あれよあれよという間に5回戦を勝ち抜きました。次の6回戦は準々決勝。相手も名古屋市選手権で倒した相手。しかし、簡単には行かない。敵も何度も苦杯をなめてきた。負けたくないと思っている。受験勉強で疲れた3年生などに負けるもんかと激しい攻防。延長に入り、体力的にも不利な3年生は、5回戦までのような切れのある動きはない。積極的に打ち込みにいったところを、返り討ちに遭ってしまった。ベスト8止まり。他の3年生が勉強に熱中して試合にエントリーさえしていない中、1度倒した相手に敗れる屈辱。舐めてかかっているからそうなるのだ!と娘を説教したが、稽古もろくにせず、よくここまで勝ち残ったと褒めてやりたい。
 丁度試合が終わる頃、我らが剣道部の6年生が、2人とも結果報告にやってきた。今年から私の勧めで道場に習いに行き始めて、初めての個人戦出場だったそうだ。師匠に試合結果の報告をしに来ることは、道場に通っている子どもたちには当たり前のこと。だが今回は剣道部からではなく、道場生として参加している立場。2人とも去年の5年生剣道部員としての初参加では初戦敗退だった。しかし、今回は2人とも1勝を挙げたのだ!2回戦に駒を進めたのも初めてだったが、その2回戦も延長1本負け。実に惜しかった。今年初めての個人戦での1勝が自信につながったのだろう。目が輝いていた。
 我が校の剣道部は勝ち上がって短期間で伝説を作るような剣道部ではない。剣道という武道の世界に初めて足を踏み入れた子どもたちが、剣道を好きになってくれる機会を提供したいという思いがベースにある。彼らが卒業後に通学する中学には剣道部がない。だから、高校生になった時、改めて「剣道部に入ってみた」という子どもが1人でも現れれば、私の狙いは達成されたも同じこと。いつかどこかの会場で、自分が剣道を教えた子どもが剣道を続けてくれている姿が見られればそれでいい。分かってくれてるかなぁ・・・。倫子さんも。
コメント
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