夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

名古屋市剣道選手権2018

2018-06-12 18:53:57 | 剣道

倫子先生が去り、一人担当として初めての試合。学校からの引率は不可能ということで、保護者が会場まで連れていくことができる選手に限らざるを得なくなり、出場できたのはたったの4人。それでも、毎日頑張る子供達のために、こちらも「立っているのがやっと」の身体に鞭打って稽古をつけてきた。1回戦くらいは突破させたいものだ。
しかし、剣道の神様はそんなに甘くない。よその選手だって、毎日死に物狂いで稽古をしているのだ。血反吐をはくようなというと時代に合わないとお叱りを受けるが、疲れきって立ち上がれないほどの稽古はしていない。簡単に言えば生ぬるい稽古なのだ。時間にもうるさい。そして、何より、監督がボロボロだ。身体が思うように動かない。ちゃんと見本を見せてやれない。踏み込むだけでバランスを崩す。間合いは見えない。防具をつけて相手をしてやれるだけの体力が続かない。よく耐えて30分だ。そんな状態だから、部員もまともに仕上がらない。彼らなりに一生懸命やっているのだが、それを引き上げてあげられない。残念だ。
四人中、試合をちゃんと見届けてあげられたのは二人だけ。何といっても参加者1119人だとか?人だらけのなか、目が見えない私には、我が娘すら、発見できない始末。でも、見てあげられた二人は、悪くない試合運びだった。特に三回戦まで進んだK君は、落ち着いた試合ができていた。
四人が敗退して、監督モードは終わった。解散後、父親モードに。娘を見つけたのは、ベスト16を掛けた試合だった。伝家の宝刀「出鼻小手」で完全勝利の瞬間を見つけたのだ。歩み寄って試合の講評をしたら、自分でも良い調子が分かったのだろう。ベスト8、ベスト4と快勝した。準決勝の相手は優勝候補筆頭。相手にとって不足無し。良い試合だった。一本敗けを喫したものの、途中娘に審判の旗が一本挙がる場面も。負けて悔い無しの、堂々の3位。名古屋市剣道選手権での3位入賞は我が家にとっての悲願である。卒業前に1つでも良い結果を手にすることが出来て喜ぶ娘。勿論、父も嬉しい。もうすぐ父の日。入院前に良い思いが出来た。
コメント
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