夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

あと1時間で師走・・・になっちゃった。

2008-12-01 06:03:31 | 教育・躾全般
まもなく師走に入ります。よく「先生も廊下を走るほど忙しい」と解説されることもあるようですが、この場合の「師」とはお坊さんのことだと聞いたことがあります。私も詳しく知らないので、どこかで調べてみようと思います。でも本当に忙しいからそんな暇はしばらくありません。誰か調べたら教えて・・・ん?とか言いながらブログ更新している暇はあるのか?これも立派な逃避行動ですね。
 今日までの1ヶ月間、本当に忙しかったんです。本校も含めた各学校の学芸会や展覧会、懇談会や暖房器具の設置(これは職場の校務分掌)、市教委の頼まれ仕事に、土日は子どもたちの試合等々。気がつけば年末の成績処理の締め切りが目の前。まだ何もやってないのに。明後日の就学指導資料も白紙だぞ!!・・・ってだったら早く仕事しろ!!という声が聞こえてきそうですが、書き始めてしまったものは最後まで書きたいというもの。
 先日、保護者会のテーマを「言葉の遅れと発達の遅れの違いについて」としてお母さん方のご意見を拝聴いたしました。皆さん流石に勉強していらっしゃる方ばかりで、私がどうこう言うまでもなく、それぞれが答えをつかんでいらっしゃったようで安心しました。まるで模範解答のような意見あり、しっかりしたご自分の論をもっていらっしゃる方もあり、でもどのお母さんも子育ての経験の中から学び取った考え方であり、母親として悩み、苦しみ抜いた中から導き出された考え方でもあるように思えました。私自身も親として、教師として、悩みながら成長しているつもりの毎日ですが、我が子も含め、子どもたちを叱っているときに「これは障害のある弟を持つ兄としての長年の経験が生きている」と感じることもよくあります。いや、「障害者の兄」という自分の経験よりも、「弟を育て躾けてきた母の姿を横から見ながら感じたこと」と言った方がいいでしょう。母は偉大だと思う反面、他者からはそういった見方をしてもらえないぞ!という厳しい見方も自分なりに身につけて来ました。それが今の仕事にも生かされていると思います。
 いろいろなお母さんがいます。我が子の成長に悩む人も、お子さんが成長したことで悩む内容が変わってしまった人も、それが自分自身の成長だと思って悩みの記憶を大切な宝としてください。いつかその宝が他の人の役に立つときが来るでしょう。その時、過去を紐解いて「昔はこうだったよ」「あのときはこんな感じに悩んでいました」と、若いお母さん方に語って聞かせてあげるだけでも、とても役に立つものです。時には苦い記憶もあるでしょうが、それさえも肥やしにして生きるたくましさが、お母さんには必要です。頑張ってください!でも、たまには集まって愚痴のひとつもこぼしてください。そうすることで精神的なバランスをとっていくのですから。抱え込んでしまうのは一番健康に悪い。お母さんの健康が崩れると、家族がみんな不健康になります。辛いときは甘えや愚痴をぶつけることが出来る相手をもってください。もちろん私でも結構です。一緒に「子育て」しましょう。
 これを書き始めたときはまだ11月だったのに、一眠りしたらすでに12月。タイトルちょっと付け足して。
コメント
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