サントリー山崎工場見学に行ってきました。
一月前にネットで申し込んでもこの日しか空いていませんでした。
朝の連続ドラマの影響もあるらしいです。
当日は小雪が舞う寒い日で
山歩きをしてから工場見学の予定でしたが寒いので山歩きは中止。
阪急大山崎駅から徒歩約10分でサントリー山崎蒸留所へ
何年前だったか忘れましたが
関西オフ会で来た事があります。
受付を済まして工場見学の前に、山崎ウイスキー館へ
鳥井商店(寿屋/現サントリー)の赤玉ポートワインのポスターも展示されています。
国産第一号の1929年に販売されたウイスキー白札
1956年に発刊した「洋酒天国」は、サントリーの広報誌で、
意外にも編集発行人は開高健
ウイスキー・ライブラリー
多彩な原酒やウイスキー数千本がズラリと並ぶ壁面は圧巻
工場見学の時間が迫ってきて見るのもそこそこで・・・
30人単位のグループで工場内をまわります。
現在は蒸溜室が工事中とのことで、製造工程の見学の順序が前後しています。
蒸 留
これは銅で作られた「ポットスチル」
この中で2度蒸溜して、アルコールを70度まで高めます。
ここで作られた出来立てウイスキーは「ニューポッド」と呼ばれます。
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2007年までウイスキーの消費量は右肩下がりに落ち込んでおり、
厳しい時代が続いていたそうです。
しかし08年のハイボールブームを機に市場は拡大に転じ、伸び続けて
そして今後もさらに国内外で高まっていくであろう需要に対応するため、
今回45年ぶりにスチル増設しているそうです。
見学もガラス越しです。
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ステンレス発酵槽 木桶発酵槽
様々なタイプの原酒を造るために2種類の発酵槽を使い分けているそうです。
仕込んだ麦汁に酵母を加えることでアルコールを発生させます。
この時点でのアルコール度数は7度ほど・・・
樽を交えてレクチャー
左が12年寝かせたもので、右が4年間寝かせたもの。
12年のものは、熟成の過程で量が減っており、
この減った量を「天使の分け前」や「天使の取り分」と言うそうです。
貯 蔵
樽には1つずつ、樽入れした年が書かれています。
最初に作られたウイスキー原酒をつめた1924年の樽!
蒸溜室が工事中の為か見学は早く終わってしまいました。
楽しみの試飲です。
試 飲
山崎蒸溜所で作れらたシングルモルトウイスキー「山崎」
白州蒸溜所で作られたシングルモルトウイスキー「白州」
先ずは「山崎」のハイボールを・・・
後は「山崎」も「白州」もストレートで戴きました。
白州の方が口当たりが柔らかな感じでした。
無料の試飲が終わってから
有料のテイスティングカウンターで
角瓶、オールド、リザーブの飲み比べ
カミさんがウイスキーを飲めるとは・・・忘れていました。