ma_kunの徒然日記

日々の出来事を綴っていきます。

奥能登ぐるり周遊 ⑤

2014年06月03日 | 風景・風物



阿岸本誓路からは日本海の荒波に削られた断崖や奇岩が
約30kmにわたって続く、能登随一の景勝地、能登金剛へ


朝から曇っていましたが雨が降らないのが幸いです。

能登金剛のヤセの断崖は、能登の峻烈なイメージを抱かせた
松本清張の推理小説「ゼロの焦点」の舞台で、
 悲劇のヒロインが最後に身を投じた断崖。



平成19年3月25日の能登半島地震において、
断崖の先端が崩落する等被害があり、
現在は復旧工事により新しく展望台が設置されたていた。






義経の船隠し伝説の説明板



義経の船隠し伝説の断崖
間口5mほど、奥行き約100mという細長く深い入江
源義経が兄頼朝の追手から奧州に逃れる際、
48隻の舟を隠したとされる伝説も残っている。


義経の船隠し伝説の岩場
岩場の先端の方へ道が有ったので行ってみました。
柵もなくチョットびびりました。



断崖の入り口の荒波


    

能登金剛巌門へ


車窓から巌門洞窟を望む



駐車場からはかなりの階段を下っていきます。
登りは大変です。
真正面の尖った岩は鷹の巣岩



巌門洞窟
能登金剛を代表する景勝地。
波の浸食で、松を抱いた断崖に大きな洞門ができたもの。



巌門洞窟内



遊覧船が走っていました。



巌門洞窟出口への階段を行くと



千畳敷岩と遊覧船乗り場へ



千畳敷海岸より「幸せのがんもん橋」 (右上)



「幸せの巌門橋」から千畳敷海岸を望む



幸せがんもん橋と千畳敷海岸を望む


松本清張歌碑と説明板
推理小説「ゼロの焦点」の舞台が、ここ能登金剛だったのが、
歌碑を建てるきっかけになったようです。



松本清張直筆の文字が刻まれている

「雲たれてひとりたけれる荒波を恋しと思えり能登の初旅」


    

旅行も千里なぎさドライブウェイと九谷焼工房だけになりました。



千里浜から宝達志水町今浜まで、約8kmの海岸。
細かい砂が海水を含んで舗装道路のようになり、
日本で唯一波打ち際のドライブが楽しめる。






バスの運転手の粋な計らいで浜でUターン・・・
反対側の席の人達も波打ち際を楽しめました。

    


九谷満月は北陸最大級の九谷焼専門店です。



九谷満月店内
人間国宝三代徳田八十吉、吉田美統など、著名な作家の作品が常時あり、
それぞれ美しい作品ばかりで、見る人を飽きさせません。




加賀温泉駅17時21分の「サンダーバード38号」で帰りました。

「奥能登ぐるり周遊」 三日間の旅行も終わりました。


 


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