1980年も後半でした。
イラクかパキスタンへ海外出張の話があり、
イランとイラク戦争があったころです。
同じ行くなら戦争のないパキスタンへと言うと6ヶ月の出張。
イラクなら3ヶ月で済んだんですよ。
昭和56年11月23日
成田空港10:00発PIA(パキスタン航空)753便で
北京経由でパキスタンのイスラマバードへ
所要時間約13時間。
イスラマバードでフレッシュマンホテルに1泊
翌日イスラマバード6:30発PIA601便でラホールへ
所要時間約1時間
ラホールのHOTEL INTERNATIONAL
このホテルからナシールシディック社の工場へ6ヶ月間通いました。
ラホールはカラチに次ぐ第二の都市
豊かな歴史を誇り、ムガル帝国時代や植民地時代の建築物が保存されている古都です。
軽三輪自動車とも言うべきタクシーのオートリキシャ
トンガと呼ばれる馬車
車に牛車、馬車が行き交っていますし、
糞は乾燥して風とともに舞い上がっていますしね。
長距離バス
ラホールの駅
当時この国では一週間の始まりは金曜日からで金曜日が休日でした。
日本から持ってきたカレンダーと合わないはずです。
1997年2月以後シャリフ政権が誕生して西洋にならい休日を日曜日に変更になってるようです。
バードシャーヒーモスク
ムガール朝第6代皇帝アウラングゼーブによって1674年に建てられ、
10万人が一度に礼拝できる世界最大級のモスク。
レンガの色を基本に建築されたモスクは、荘厳で、本当に絵になります。
今は世界遺産になっているそうです。
女性にカメラを向けると怒られましたよ~
言葉が通じませんが大きな声で怒鳴ってましたからね。
(12月11日)
モスクの入り口で
この国の人達は人なつっこくて写真を撮っていると一緒に撮ってくれと寄ってきます。
土足では入れなく素足か靴下ならOKでした。
ミナレットから見たモスクのドーム
ミナレットとは礼拝時刻の告知を行うのに使われる塔です。
パキスタンのビール
(30本並んだら入り目も違うしビール自体の色もまちまち)
イスラーム教徒ではないことを証明する書類を作成して
ビールやウイスキーには不自由しませんでした。
パキスタンはイスラーム共和国であり、国内での飲酒は原則禁止されている。
国外から持ち込むアルコールも、規則上は空港で没収(一時預かり)となる。
入国の時にスーツケースを開けられると「箱の酒」が見つかりますから
機械の部品が入ってるカートンを前に突き出したりと大変でした。